連続テレビ小説「スカーレット」

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ようこそ荒木荘!PART2(酒田圭介役 溝端淳平さん、田中雄太郎役 木本武宏さんインタビュー)

2019年10月26日(土)

「前は何に出ていました?」と聞かれますが、念願の初出演です!(溝端)
2度目の"朝ドラ"出演。亡き祖母も喜んでくれていると思います(木本)

ようこそ荒木荘!PART2(酒田圭介役 溝端淳平さん、田中雄太郎役 木本武宏さんインタビュー) -『スカーレット』に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

溝端さん 「念願の"朝ドラ"初出演です。NHKの方にも『"朝ドラ"、何に出ていました?』『大河ドラマは何に出ていました?』と聞かれてしまうのですが、初出演です!やっとお声をかけていただき本当にうれしいです。そして、僕は和歌山出身なのですが、大阪ことばの役は初めてなんです。慣れ親しんだことばなので感情は入れやすいのですが、この時代にふさわしいことばになるように気をつけています。荒木荘の人々は、関西出身の方が多いので、カメラが回っていない時もアットホームな関係になっています」

木本さん 「"朝ドラ"出演は『ごちそうさん』に続いて2回目ですが、子どものころからずっと見ている"朝ドラ"に出演できるということは、やはりとてもうれしいです。祖母が元気なうちに"朝ドラ"に出ている姿を見せたいと思って『ごちそうさん』のオーディションを受けたんです。1度目の夢はかなったものの、まだまだ出たいと思い、虎視たんたんと狙っていたんですよね。事務所にアピールしたりして。そのかいあってか、プロデューサーとお会いすることに。その時、『木本さん、歌は得意ですか?』と聞かれたんですよ。それに関しては、どちらともとれる返事をしました(笑)。続いて『ギタ-弾けますか?』と聞かれたので、『頑張ります、練習します』と。そんな感じのやりとりだったので、若干不安もありつつ、決まった時は本当にうれしかったです。残念ながら祖母は3年前に他界しましたが、喜んでくれていると思います」


圭介は本当に育ちがよくて、損得勘定なく人に優しくできる人(溝端)
安定を捨てても夢を追いかける雄太郎の気持ちはよく分かります(木本)

ようこそ荒木荘!PART2(酒田圭介役 溝端淳平さん、田中雄太郎役 木本武宏さんインタビュー) -酒田圭介、田中雄太郎という役どころについて教えてください。

溝端さん 「圭介は喜美ちゃんのお兄ちゃん的な存在ですが、喜美ちゃんが田舎育ちの純粋な少女ならば、医学生の圭介は都会育ちだけど、勉強しかしてこなかった人。大人な部分と子どもの部分があると思っています。それから、損得勘定なく、誰にでも優しくできる人だと思います。本当に育ちがよくて、きっと人に意地悪をしたことも、されたこともないんだろうなと思っています」

木本さん 「安定した職業を捨ててでも夢を追いかける雄太郎の気持ちは理解できます。実は僕、学生のころは友達の影響で弁護士を目指していたんですよ。でも大学の法学部の受験に落ちて、友達に負けたくない一心で芸人の道を進むことに決めたんです。若さゆえの勢いで選んだ道ですが、雄太郎を演じていて改めて、今、すごいお仕事をさせてもらっているんだなと感じています」


できるだけ若々しく初々しく、清涼感を大切に(溝端)
近所で有名な変わっているけどかわいいおじさんをイメージ(木本)

ようこそ荒木荘!PART2(酒田圭介役 溝端淳平さん、田中雄太郎役 木本武宏さんインタビュー) -演じる上で工夫されたことはありますか。

溝端さん 「30歳の僕が、20歳の学生役です(笑)。なるべく若々しく初々しい雰囲気になるように心がけています。それから、個性の強い荒木荘の人たちの中で、圭介は唯一、透明に近い雰囲気の人だと思っているので、 ことばにすると恥ずかしいですが、清涼感を大切にしています。喜美ちゃんと圭介、荒木荘の若い2人のやりとりが、微笑ましいシーンになればいいなと思って演じています。これから圭介が恋をするのですが、ひとたび恋に落ちると...。第5週を楽しみにしていてください」

木本さん 「雄太郎はクセのある変わった人ですが、変な人ならではのかわいらしさを大切にしています。近所に、裸足で太極拳をする有名なおじさんがいるんですよ。そのおじさんがあるとき、姿を見せなくなって、みんなが心配していたら、数か月後に靴を履いて再登場したんです。裸足で怪我をしたから靴を履いたんだなと(笑)
。それをきっかけに、みんながおじさんに近づく接点を見つけて話しかけてみると、とてもかわいらしい人で、今や近所の人気者。そのおじさんをどこか心に置いて(笑)、演じています。雄太郎の初登場シーンはかなりインパクトがありましたが、事前の指示はなく、演じながら相談しながら作っていきました。コントのスイッチとノリでやってしまうと、それはもはやコントになってしまうので、そうならないように、やりすぎないように、コントとお芝居の真ん中ぐらいを目指しました」


戦う戸田さんの姿は喜美ちゃんそのもの(溝端)
主役然としていない普通さが魅力(木本)

ようこそ荒木荘!PART2(酒田圭介役 溝端淳平さん、田中雄太郎役 木本武宏さんインタビュー) -喜美子役の戸田恵梨香さんの印象を教えてください。

溝端さん 「戸田さんとの共演は2回目ですが、最初は約10年前。10年経って、お互い実年齢から10歳以上も若い役で共演するとは、思ってもいなかったです(笑)。戸田さんは本当に喜美ちゃん役にぴったりの方。芯が強くて、人と接するうえでも物事に対しても、とってもまっすぐで。ヒロインはセリフの量がとても多く、朝から晩までの撮影が続く中、戦っている戸田さんの姿は喜美ちゃんと重なります。もはや、喜美ちゃんにしか見えません」

木本さん 「戸田さんは本当にいい意味で普通なんですよ。まったく、主役然としていない。初日で速攻、仲よくなって、通販番組みたいにお互いのお気に入りのグッズなんかを勧め合ったりしているのですが、ふと、「戸田恵梨香やんな」と思い返す瞬間があるぐらいで。おかげで現場はとても楽しいです。溝端さんもおもしろいし、水野さんもツッコミめっちゃうまいし(笑)、今や大親友ですね」


【スカーレット(緋色/ひいろ)にちなんで、好きな色を教えてください】
溝端さん 「青と紺です。明るい感じにもクールな感じにも見えるのがいいですよね。晴れやかな青空のようなブルーが特に好きです」

木本さん 「青です。脳科学的にリラックスする色らしいですよ」

※庵堂ちや子役 水野美紀さんの単独インタビューは後日掲載予定です。お楽しみに!