連続テレビ小説「スカーレット」

今週のきみちゃん

今週のきみちゃんVol.3「衝撃の荒木荘」

2019年10月19日(土)

ヒロイン・喜美子役の戸田恵梨香さんが、毎週の放送の中から印象に残ったシーンやエピソードについて語ります。


荒木荘には川原家にないものがいっぱいある!
今週のきみちゃんVol.3「衝撃の荒木荘」 中学を卒業後、大阪で働くことになった喜美子。勤め先は下着デザイナーの荒木さだ(羽野晶紀)が営む、荒木荘という下宿屋です。

「荒木荘には川原家にはないものがいっぱいあるし、ぜいたくなごはんも出てくるし、『荒木荘、お金あるなー』と、まずは圧倒されました。同じ時代でも川原家とは全然違う生活を目の当たりにして、川原家は本当に貧乏で苦労しているんだなと改めて思い、『私、頑張んなきゃ、お父ちゃんも頑張れ!』という気持ちになりました」


悲しい気持ちを出すのが難しいぐらいごはんがおいしい!
今週のきみちゃんVol.3「衝撃の荒木荘」 荒木荘に到着早々、隣の部屋とを仕切るふすまを倒すという失態を犯してしまった喜美子は、元女中の大久保のぶ子(三林京子)に、「あんたには務まらん。信楽に帰り」と言われてしまいます。「最後に」とごはんをごちそうになった喜美子。最初は悲しい気持ちで食べていましたが、あまりのおいしさにぱくぱくと食べ始めます。

「料理指導の広里貴子先生が作ってくださるごはんが、びっくりするぐらいおいしいんです。特におみそ汁を飲んだときは感動しました。ですから、このシーンのおいしい表情はとってもリアルに表現できたと思います。逆においしすぎて、悲しい気持ちを表現するのが難しかったくらいです。食の力は大きいですね。食べ物は人を元気にするんだなと実感しました」


枕相手に本気の柔道指導!
今週のきみちゃんVol.3「衝撃の荒木荘」 喜美子の必死の願いが通じ、新米女中として大久保から厳しく指導されることになった喜美子。仕事に少し慣れてきたころ、大久保は喜美子にストッキングの修繕という新たな仕事を言いつけます。大久保に対抗心を燃やす喜美子は、自分の部屋にもどると枕相手に不満をぶちまけます。

「枕を投げるシーンは、わざわざ柔道指導の有川勇貴先生が入ってくださって、どういう表現ができるのか考えながら作っていきました。『枕相手にこんなに本気でやるの?』って(笑)。その結果、私は数年ぶりにブリッジをすることになりました。

いくら自分の部屋の中とはいえ、こんなに大きな声で『とやー!大久保―!』とか言っていたら、絶対外に聞こえちゃう!と内心ハラハラでした。

それにしても大久保さん(三林京子)と喜美子は、『この師匠にこの弟子あり』という相性を感じて、大久保さん役は三林さんしかいない、とつくづく思っていました。2人の戦いが楽しくてワクワクしながら演じていました」


ずっと見ていた吉本新喜劇の辻本茂雄さんだ!
今週のきみちゃんVol.3「衝撃の荒木荘」 新聞記者の庵堂ちや子(水野美紀)の提案で、喜美子が信楽で拾った焼き物のカケラの価値を、ちや子の上司の平田昭三(辻本茂雄)・通称ヒラさんに見てもらうことに。喜美子はちや子に連れられ新聞社に立ち寄ります。

「辻本茂雄さんとご一緒したシーンでは、子どものころ、ずっと吉本新喜劇を見ていた私にとっては、初めて芸能人とあったような気持ちになりました。心の中では大興奮していたんですけど、『ずっと見てました』みたいなことはご本人には言えなかった...。恥ずかしくて。でも写真を一緒に撮ってもらって、すぐに母に送りました!

私が上京して15年、つまり吉本新喜劇と離れて15年なのですが、私が見ていたころの辻本さんと今の辻本さんは少し違っていて。当たり前なのですが、『年を取られている!』ということに少し衝撃を受けて、時間の流れを感じました(笑)」