兵庫県たつの市出身の北磻磨（きたはりま）は、3月10日から始まる大相撲春場所で十両に復帰します。昭和以降2番目の年長となる37歳での十両復帰です。北磻磨は15歳のとき、平成14年の春場所で初土俵を踏みました。同期には元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方がいます。25歳で初めて十両、さらに幕内に昇進しますが、首のけがなどで幕下に陥落してからは十両と幕下を行ったりきたりの日々が続きました。しかし北磻磨はコツコツと稽古を重ね、同期の力士たちが次々と引退していく中、今回９回目の十両昇進を果たしました。９回はこれまでの最多に並ぶ記録です。今でも相撲にかける情熱は衰えることなく、「毎日、“好き”が増している」と語るベテラン力士が、これまでの道のり、土俵にかける思いを語ります。３月４日（月）「関西 時の人」です。 

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