2023年12月21日 (木)
【12月22日(金)放送】 浪曲師 京山 幸太さん
幸太さんは、大阪市から若手に贈られる「咲くやこの花」賞を受賞しました。古典のネタを大事にしながら、町田康さんの小説を浪曲化するなど、新たな挑戦も続けていることが評価され、将来、関西浪曲会を担う存在と期待されています。幸太さんは、兵庫県加古川市出身29歳。現在上方浪曲をけん引する二代目京山幸枝若師に、関西外国語大学2年の時、19歳で入門しました。学生時代は、ロックやヘビメタで音楽の道をめざしていましたが、日本のポップスのルーツのひとつだと勧められた浪曲に衝撃を受け、この道に入りました。「節(ふし)」と呼ばれる歌いあげる場面や、「啖呵(たんか)」と言われるセリフの部分が織り成す芸に、多彩で奥深い表現の世界があるといいます。浪曲を広く知ってもらうため、貪欲に挑戦を続けたいという幸太さんの意気込みを伺います。12月22日(金)の「関西 時の人」です。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。
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