東大阪第九シンフォニー合唱団は、40年以上、年末に「第九」を歌い続けているアマチュア合唱団です。メンバーは20代から80代のおよそ60人。12月の定期演奏会にむけ、毎年、1年かけて第九を練習、披露してきました。もとは、指揮者の故・朝比奈隆さんが、東大阪で第九を演奏する際、合唱メンバーを一般公募したのがきっかけです。その時に参加した地元の人たちが「せっかく覚えた第九をもっと歌いたい」と合唱団を結成し、「No Dai9, No Life.」をモットーに活動を続けてきました。全曲ドイツ語で歌う事にこだわり続ける村井さんたちは、「人類に平和を」と歌い上げるラストに何にも代えがたい“喜び”を感じるといいます。コロナや戦争の空気がぬぐえない今だからこそ、平和への強い思いを込めて歌いたいと意気込みます。11月27日（月）の「関西 時の人」です。

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