京都国立博物館で、特別展「東福寺」が開催されています。紅葉の名所としても知られる東福寺は、国内屈指の規模を誇る禅宗の寺院で、鎌倉時代に、摂政九条道家が、中国留学から帰国して間もない高僧・円爾（えんに）を迎えて開山しました。今回の展覧会では、円爾とその師の強いつながりを示す書簡や肖像画、「画聖」と称された僧・明兆の描いた「達磨図」や「五百羅漢図」など、貴重な禅宗の美術作品が一堂に集められ紹介されています。展覧会を担当する山川さんに、東福寺の歴史や見どころなどを解説いただきます。11月10日（金）の「関西 時の人」です。

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