京都大学の「花山天文台」は、昭和４年に日本で2番目に設立された大学天文台です。90年以上の歴史の中で、太陽系の惑星などの観測で世界的な成果を数多くあげる一方、多くのアマチュア天文家を育て、「アマチュア天文学の聖地」とも称されています。柴田さんも、京大の学生だった時、花山天文台で行った観測をきっかけに太陽フレアの研究を始めました。近年、京都大学が新たな天文台を建設したことで運営費が大幅に縮小されました。危機感を覚えた柴田さんは、存続のために宇宙をテーマにした落語会やコンサートなどを開催し、宇宙の面白さとともに花山天文台の魅力を伝える活動を続けてきました。9月30日に喜多郎さんのコンサート、11月3日に天文台の特別公開を予定しています。「教育の場であり、開かれた宇宙への入り口だ」という柴田さんに、花山天文台について詳しく伺います。9月29日（金）の「関西 時の人」です。

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