林洋子さんは、今年４月に兵庫県立美術館の館長に就任しました。林さんは、これまで東京都現代美術館学芸員、京都造形芸術大学（現・京都芸術大）准教授、文化庁芸術文化調査官として、美術の振興や教育に携わる中、国内の近現代の作家が活躍できる場作りに尽力してきました。阪神・淡路大震災の後、“文化復興の象徴”としてできた美術館に携わることになった林さんは、「2025年の阪神・淡路大震災30年、関西・大阪万博も視野に、さらに街に根差した“アートの拠点”にしたい」と考えています。美術館の在り方も転換期にあると言われる中、館長就任から半年を機に、これからの展望を語っていただきます。9月8日（金）の「関西 時の人」です。

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