プラネタリウム誕生100周年を記念して、大阪市立科学館で企画展「プラネタリウムの歴史と大阪」が始まりました。プラネタリウムは、1923年にドイツで誕生し、「ドーム型の天井にリアルの星空を再現する画期的な装置」と大変な人気となりました。日本に初めて導入されたのは1937(昭和12)年。同年3月に開館した大阪市立電気科学館（現：大阪市立科学館）に設置されたカールツァイスⅡ型プラネタリウム投影機は50年余りの間、大阪の人に星空の魅力を伝え続けました。今は、光源に超高輝度のLEDを採用した投影機がプラネタリウムに設置されています。企画展では、プラネタリウムの歴史をたどる展示やドイツや国内各地のプラネタリウムと中継を結ぶ特別投影会が行われます。9月4日(月)の「関西 時の人」では、天文学史・科学史が専門の嘉数さんに、プラネタリウムの世界を紹介していただきます。

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