先月の名古屋場所後の番付編成会議で、石崎改め朝紅龍（あさこうりゅう）関が新十両昇進を果たしました。大阪・四条畷市の出身の朝紅龍関は、小学生の時に相撲を始め、中学から強豪・明徳義塾に相撲留学。高校卒業まで高知で相撲に励みました。日本体育大学４年生のとき、全国学生選手権で３位に入り、三段目付出しの資格を得て令和３年夏場所に高砂部屋に入門。177cm・110kgと小兵ながら、動きのいい相撲で順調に番付を上げていきました。しかし、去年の初場所、学生時代から抱えていた腰のヘルニアを発症し、途中休場。痛みで相撲を諦めようと思った時期もありましたが、周りの支えもあって諦めずに稽古を重ね、入門から２年あまりで関取の座をつかみました。小さい身体で夢をつかんだ朝紅龍関が、これまでの道のり、土俵にかける思いを語ります。８月４日（金）「関西　時の人」です。

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