夏場所後の番付編成会議で、勇磨（ゆうま）関が新十両昇進を果たしました。勇磨関は大阪府枚方市の出身。小学生の頃から相撲に取り組み、中学卒業後に15歳で阿武松部屋に入門。順調に番付を上げていましたが、膝に大怪我を負い、一時は番付外（序ノ口の下）まで下がるという苦労を味わいました。つらいリハビリを乗り越えて、ようやく土俵に復帰したものの手首や脇腹の怪我に見舞われ、順風満帆とはいきませんでした。それでもあきらめずに稽古を積み、入門から９年かけて「十両になる」という夢をかなえました。6月9日（金）「関西 時の人」は、勇磨関が、これまでの道のりや土俵にかける思いを語ります。

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