上方落語の中堅として活躍してきた桂 壱之輔さんが「二代目桂 春之輔」を襲名しました。5月に大阪で行われた襲名披露公演では、六代桂文枝さんら上方の重鎮が口上に並び、華やかなお披露目となりました。“春之輔”は、師匠の現・四代目春団治さんの前の名前で、「華のあるはなし家になれ」と師匠から託されたそうです。春之輔さんは、高校を中退し将来の道に悩んでいるときに、たったひとりでお客さんを笑わせる”落語”に出会いました。テレビやラジオでも活躍していた師匠に入門して26年。一門の芸風を守り、古典にも新作にも愚直に向き合ってきました。二代目春之輔として一層の精進を誓う熱い想いを伺います。6月12日（月）の「関西 時の人」です。

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