2019年02月12日 (火)
能楽観世流シテ方・人間国宝 大槻 文藏さん
日本文化や現代文明など幅広い分野で独創的な探求を続けた哲学者・梅原猛さんは、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」、環境問題に焦点を当てた狂言「ムツゴロウ」のほか、能では「河勝」「世阿弥」「針間」の3作品を手掛けました。「河勝」は、平成を舞台にある男が能楽の祖・秦河勝の怨霊の謎を探る物語で、大槻さんが主役を演じ、初演されました。現代語や新幹線が登場する作品の中に梅原さん独自の発想や文明観を感じたそうです。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。