あの街この街

2019年11月08日 (金)

兵庫県 明石市

 

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400年前、明石城の築城とともに誕生したと伝えられる魚の棚商店街。
大きな特徴は、昼網です。水揚げされた魚は、競りにかけられたあと午後には店頭に並びます。
ピョンピョン跳ねる小指くらいのカワツエビやカワハギ、お刺身になったもみじ鯛や、骨切りされた鱧などが店頭に並んでいました。秋は、特に地元で獲れる魚が増える時期だということです。

 

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魚の棚商店街の誕生400年を記念して、アーケードに吊り下げられているのは、ユニークなオリジナルバナー広告です。昭和のレコードジャケットのパロディで、モデルを務めているのは商店主の皆さんです。
派手な白塗りメイクで知られるアメリカのロックバンド「KISS」と同じようなメイクで、手には鱧や白菜、ちくわを持っているものや、横浜銀蝿ならぬ「明石金映(あかしきんばえ)」と書かれたバナーには、威勢のいい男たちが額にサングラスを乗せて睨みをきかせています。

 

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モデルとして登場している鮮魚店の松谷 佳邦さんは、この企画の発案者のお一人です。商店街の研修旅行で静岡県に出かけた時、商店主がモデルになったポスターを見たのがきっかけでした。「うちでもできるかも?」と考えて、デザイン会社に依頼しました。
松谷さんは「メイクのまま帰る人がいたりするなど、商店街として盛り上がれたのが良かった。今後は若手の意見も取り入れて、面白い企画が受け継がれていくことを期待したい」と話します。

魚の棚商店街のバナー広告は、11月19日頃まで見ることができます。

 

 

 

 

 

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