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2016年07月12日 (火)

ディーン・フジオカさん主演の特集ドラマ、いよいよ放送!

ディーン・フジオカさん主演の特集ドラマ「喧騒の街、静かな海」放送(7月18日(月・祝)午後10:00~総合全国)まで1週間を切りました。NHK大阪ブログでは、放送をよりお楽しみいただけるように「ブログ特集」を行います。今日はその第一弾、昨日、東京のNHK放送センターで行われた「完成試写会」で、ディーンさんから取材で訪れた記者向けのビデオメッセージがありました。このブログでは、ディーンさんのコメントを全て紹介いたします。

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 みなさんこんにちは、ディーン・フジオカです。今日はめでたい試写会という日なわけですが、残念ながら参加できませんでした。本当にごめんなさい。行きたかったのですが…。すごく思い出深い作品です。僕にとって「喧騒の街、静かな海」、その撮影の日々で得たものというのは役者としてだけではなくて人間としてすごくターニングポイントになったと思っています。こういう形でビデオメッセージでしかみなさんにご挨拶できないわけですが、少しお話をさせていただければと思います。

 

Q:演じてみて感じたことは?

 

 脚本を見た時に、カーアクションがあったりとか、殺人事件があったりとかCGがあったりというわかりやすい形でのエンターテインメントではないのですが、この作品の持つすごくフラット魅力というものをビシビシ感じました。自分が成長の過程のなかで通った道のり、自分と父親の関係な訳ですが、きっとみんなどこかのタイミングで感じるんだろうなということを、人によっては自分と自分の子どもとか、視点が変わってくるとは思うんですけど、それぞれの立ち位置の成長というものを感じさせるというか、なにか見る側が必ずどこかで葛藤や苦悩があると思うんですけど、そのなかでどうやって前に進めばいいのかという、方法よりもむしろどう向き合うかという気持ちの…。

 

Q、どのような部分をこのドラマで一番見てもらいたいか。

 

 生き続けることの大切さ、諦めちゃいけないと思うし、人間どこかで常に正解の選択ってできないと思うのですが、そこからどうやってレッスンを学んで、次の自分の未来を創っていくかというところで、ポジティブなエネルギーをもらえる作品だと思うんです。

 結局人間のいちばんコアになる部分で家庭ってあるとおもうんです。いろいろな人間関係ってあるとは思うんですが、人間のコアになる部分って家族だと思うんです。そこの関係性というのが常に上手くいくかというとそうではないと思うので、それぞれ悩みというのがあると思うんですが、でも諦めちゃいけない、希望を持ち続けなければならない、自分が過去に間違えた選択をしてしまったかもしれないけど、それでも生き続けて、過去には戻れないから今をどう生きてより良い未来につなげていくか。未来というのは次のジェネレーションのことかもしれないし、残りの人生かもしれないけど、すごくそういうことを考えさせられる、自分が演じていてもすごく深みのある作品だと思います。

 

Q、ご自身のデビュー作を思い出したと言われたが。

 

 この作品の撮り方や現場の雰囲気とかそういう部分が大きいのかもしれませんが、自分が香港で初めて俳優としてデビューした作品の時に感じたこととかその時の思い出を思い出すことがすごく多かったですね。俳優として10年くらいやってきて、自分が伸びた、向上した部分とか進歩した部分もあれば、薄れたり無くなった部分もあって、それがいいのか悪いのかは自分の受け止め方次第ではあると思いますが、寺尾聡さんに教えてもらったことや聞かせていただいたなかでの影響も大きかったと思いますし、父と子の役だったので寺尾さんとの時間が演技しているときもそうでないときも、すごく初心にかえるような気持というか、ターニングポイントになったなと改めて思いますし、パフォーマーとしてだけでなく、一人の人間として人生とどう向き合うべきなのかとか…。

 (演出の)西谷さんとも「あさが来た」で長い時間、ひとつのゴールに向かって戦ってきた非常にお世話になった方なのですが、今回こういう形でご一緒できたのもうれしかったですし、やっぱり西谷さんだから描ける世界があると思うんです。そのなかで自分が俳優を始めた時、すごいピュアな気持ちとか演技に対するアプローチのテクニックとか知識ではない部分まで、いい言い方をすれば掘り下げてくれた、そこを自分が追求するチャンスをたくさんくれた。悪く言えばすごくシビアでビシビシやっていただいたというですね、本当に感謝ですね。なかなかあそこまで、自分がそれなりに長くやってきたりすると成功例でできちゃうことってたくさん増えてくると思うけど、そういうことじゃないんだなと思ったし、物語が、脚本があって、そのなかのキャラクターとして生きていくわけですよね。短い4週間ぐらいの期間ですけど、それだけこのキャラクターと寄り添えたというか向き合えたことで、俳優としてもだし、それだけでなく自分の人生がまた違った形で、よりよい形で向き合えるきっかけになったなと思います。

 今回家族がテーマということで、自分があまり自分の子どもとか家庭との接点が物理的に取れないライフスタイルになっているからこそ、すごく響いてくる部分もあって、それと自分が父親との関係であまりスムーズにはいかなかった10代の頃を思い出して、きっとこういうのってみんなが違うかたちで、違うタイミングである悩みだったり苦労だったりするんだろうなと思ったから、それがこういう作品という形で結晶化されてそれぞれの新たなスタート地点というか、一歩前に踏み出すきっかけになったらこれほど素晴らしいことはないなと思ったし、俳優やっていてよかったなって思えた作品ですね。 

 

Q、記者へ向けてのメッセージ

 

 みなさん、この作品の見どころはですね、たくさんありますが、特に親子三代で楽しめる、どんな人間でも共通項にある部分をテーマにしている。自分の親がいるから自分がいるし、自分の愛するパートナーがいるからこそそれを継いでいく子どもたちが生まれて、生命として人間という枠を超えた部分での物語になっていると思うんです。DNAを伝えていくというか、でもDNAを伝えるためだけに生まれてきたわけでもないし…、じわじわっとエンディングで込み上げてくるものが必ずあると思います。見ていただければ絶対後悔しないと思います。いろいろなことを言おうと思えば言えるんですが…、本当にいい作品です。より多くの人に見ていただけられたらうれしいなと思うので、ぜひみなさまのお力をお貸しください。ひとりでも悩んでたり苦しんでたりする人に、一歩踏み出す勇気につながればいいなと思いますし、この作品はそれだけの力があると僕は信じているので、ぜひ、よろしくお願いします。

 

今後の掲載予定は、以下の通りです。お楽しみに(^-^)

15日(金) ぐるっと関西おひるまえ(関西地域向け)喧騒の街、静かな海SPの「抄録」 

16日(土)、17日(日) 放送カウントダウン写真ブログ

18日(月) プロデューサーと監督が語る「喧騒の街、静かな海」(放送直後公開予定)

 

特集ドラマ「喧騒の街、静かな海」

7月18日(月・祝)午後10時~総合

http://www4.nhk.or.jp/P3996/

■ コメント(15)
  • ライム

    2016年07月12日 20時39分

    「喧騒の街、静かな海」いよいよですね。ディーンさんからの真摯な言葉、心に響きました。ドラマに込められたメッセージをしっかりと受け止めたいと思います。

  • argent-furu

    2016年07月12日 21時10分

    放送日を心待ちにしております。
    予告編をみて、心を揺さぶられるシーンがありました。
    まだまだ知られていないディーンフジオカさんの新たな魅力が引きだされたすばらしい作品であると期待しています。

    寺尾聡さんがおっしゃったように私も20年後のディーンさんを見てみたいです。

  • なっシー

    2016年07月12日 21時15分

    ストーリーに興味ありずっと楽しみにしてました。
    DEANFUJIOKA さんが出演され更に嬉しいです。
    テレマップ番宣みたら今までのDeanさんとは違って…父に対する憎し葛藤の演技に注目してます。
    Deanさんのインタビュー拝見できありがとうございます。

  • miffy

    2016年07月12日 21時30分

    ドラマの制作が発表されてからとても楽しみにしていました。いよいよ放送されるのですね。自分も息子たちとの間でずい分難しい経験もありましたので、ドラマの思いをしっかりと受け取りたいです。ディーン様の言葉から、寺尾さんとの共演でまた西谷ディレクターの演出でどんな新しいディーン様が見れるのかたいへん期待しています。

  • 匿名

    2016年07月12日 21時33分

    この頃のNHKさんのドラマは、とても見応えがあるので、この作品にも大いに期待しています。いよいよですね。作品からどんなメッセージを受け取るかは、私個人のものです。先ずは見させていただき、その後で再度ディーンさんの記事を読ませていただきます。

  • mt.rokko

    2016年07月12日 23時07分

    かつて大ファンだった寺尾さんと今大ファンのDEANさんのドラマ、見るのを忘れない様にしっかり手帳に書き込んでます。DEANさんが人としてターニングポイントになったって、それは何だったのでしょうか⁉︎ ドラマは時に人に大きな感動や影響を与えます。私はあさがきたと五代DEAN様に出会い、数年前辛い事が続きましたが、道を照らしてもらい、大きな一歩を踏み出す力を頂きました。DEANさんの大好きな大阪の街というのも魅力で、関西もんとしては嬉しいです。見たことないDEANさんの新しい魅力!ドラマとてもとても楽しみにしています‼️

  • 匿名

    2016年07月13日 08時43分

    インタビューのディーンさんの言葉から、この作品への熱い思いがビシビシと伝わってきました。放送日が待ち遠しいです!
    ディーンさんは五代さまの時から大ファンになりましたが知れば知るほど人間的にとても深みがある方ですね。この半年は様々なメディアにひっぱりだこですが、常に真摯に答える経験に裏打ちされた言葉は説得力があり、沢山の気づきを与えられます。
    共演の寺尾さんからは沢山良い刺激を受けた様子でお二人がどのような親子を演じられてるのか興味深くて予告も見入ってしまいました。
    また新たなディーンさんの魅力に出会えそうで本当に楽しみです☆

  • 匿名希望

    2016年07月17日 18時10分

    DEANさんのインタビュー全文、すごく興味深く拝見しましたが、この動画はどこから入ればあるのでしょう?
    見あたらないのですが。文字だけですか?アナウンサーの方がメッセージ動画を明日の放送前まで見られるとおっしゃってた気がします。

  • Royagin

    2016年07月18日 23時34分

    拝見しました。たった今見終わっての感想は、「物足りない!」です。深いテーマで、考えさせられるテーマですよね。人として考えて続けなければいけないテーマを含んでいますね。それをこの短時間内で描きだすのは難しいのではないかなぁ…など思いました。改めてゆっくり見させていただきます。
    このテーマの次作を期待します。

  • 中村かよ子

    2016年07月19日 10時04分

    ディーン様のドラマ見ました!良かった!もっと 色んな ドラマ見たいです 私の願いは波瑠さんとディーン様が恋人同士のドラマで あさがきたの中でかなわなかった恋を現代ドラマで叶えてほしい

  • ofaniel

    2016年07月19日 16時55分

    何度も繰り返し観ると思います…ディーンさんありきのドラマでしたね~これからも質の良いドラマ作りを楽しみにしてます

  • Royagin

    2016年07月19日 19時27分

    昨夜のリアルタイムでは、ディーンさんファンとしてはジックリ見ていられなかったので、今日録画再生を今3回目です。放映前にディーンさんのインタビュー記事を読み予告編を見して大いに期待していました。演者さんは皆さん魅力的です。流石の寺尾さん緑子さんは当たり前になってしまった演技力ですね。
    内容については、おっしゃりたいことはわかるのですが……と言ったところです。それぞれの人生の分岐点で、選択してきた過去は後で如何に後悔しても決して変えられないので、そこを人はどう切り替えて生きてきているのか……十人十色百人百色でしょうから……このドラマの登場人物も皆がそれぞれに苦しい想いを持っているようですが、そことどう折り合いをつけて生きてきているのか・今後を生きてゆくのか…
    ディーンさんのインタビュー記事や番宣からは、そこに期待をしていました。自分勝手な期待ですが

  • yoshiko

    2016年07月19日 23時50分

    待ちに待った「喧騒の街、静かな海」見ました!!味のある寺尾さん、心(しん)のある繊細な青年役を上手く表現されてるディーンさん!!有難う!!
    あのピュアな涙に何度も涙しました!!久し振りにドラマらしいドラマを見ることが出来、感謝です。
    これからのご活躍願っています。yoshiko

  • 井関喜美子

    2016年07月21日 11時36分

    カレンダーに7月18日22:00.NHK見る丸印。ディーンさんの又違うシリアスな演技。少し重いかなァとおもったのですが・・・よかった。映像も美しく、大阪の街もなかなかのもの
    寺尾さん他演者うまく交じり合って凝縮した73分でした。これからこの録画を何回見る事でしょうか・・・・感謝感謝・蝉時雨

  • しずかな…

    2016年07月22日 10時56分

    じっくり見させていただきました。実際に数年間、生きづらさを抱えた子供たちと接する機会があった者です。いろいろな場面のセリフのひとつひとつにリアリティを感じました。ほんとにハードで切実な部分はあえてセリフでしか語られなかったところもあるかもしれませんが、どこまでそれを描くかにも配慮を感じました。実際に辛い部分を抱えた人たちはセリフだけでも状況を十分に想像・補完できると思いますし、刺激を受け過ぎて、辛い思いをする方も出てくると思います。そういう意味で、公共放送として、どう描くかよく考えられた上での表現だったと思います。どうぞこのドラマが辛さを抱えて逃げ場がないと感じてしまっている人の背中をそっと支えて、一歩を踏み出すきっかけとなってくれたらと願います。よいドラマをありがとうございました。