【第12週】花note〜ヨシヲとのシーンの撮影、杉咲さんは台本を読んだ時から緊張していたそうです。
13年ぶりにようやく再会できたヨシヲですが、千代と一緒に暮らすことはかないませんでした。そんなヨシヲとのシーンの撮影、杉咲さんは台本を読んだ時から緊張していたそうです。
【共演者のこと】かわいい弟・倉くん
千代はついにヨシヲと再会しました。私自身は、弟や妹がいないので、弟に対する思いは想像だけでは表現しきれないのではないかと正直不安だったんですが、ヨシヲを演じる倉くんと会ったら、そんな不安は吹き飛びました。「あんなにまっすぐで純粋な目をした21歳の男の子っているんだ」としみじみ思ってしまうくらい(笑)、本当にかわいい弟でした。
ヨシヲとの撮影は、途中少し間が空いてしまったので、倉くんとメールのやりとりを始めたんです。小さい頃から築いてきた千代とヨシヲの関係性のようなものを、少しでも表現できたらと思って。倉くんには「姉やん」って呼んでもらって、日常の他愛ないことをやりとりしていました。
【ちょこっと撮影秘話】ヨシヲとのシーンは大緊張でした
第60回は、ヨシヲと2人きりのシーンがほとんどでした。実は私、台本を読んだ時からこのシーンを撮影することにとても緊張していたんです。第12週の中では一番大事なシーンですし、いいシーンにしたいという自分の中での思いもあって。撮影前日は、吐き気に襲われるくらい緊張していました(笑)。
特に、千代が茶がゆを作るシーンは、2人とも何もしゃべっていないんですが、お互いに家族だった時間を思い出したり、「こういう時間を前に過ごしたね」っていう懐かしさを感じたりして切なかったです。たった2人の姉と弟が、どうして一緒に暮らせないんだろう…という寂しさをひしひしと感じていました。