高校野球

2019年08月09日 (金)

高松商 古豪復活の続きは後輩へ


23年ぶりに夏の甲子園に帰ってきた高松商業(香川)

初戦で姿を消しましたが、春夏あわせて4回優勝の古豪復活の続きは、後輩に託されました。

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【ストッキングの6本線】
高松商業伝統のユニフォームのストッキングに入っているカラフルな6本の線。全国大会での優勝回数を示しています。

白色が2本(春のセンバツ)、赤色が2本(夏)、黄色が1本(国体)、水色が1本(明治神宮大会)。

このストッキングに7本目の線を加えるべく、全国制覇をめざし、夏の甲子園に帰ってきました。

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【復活の女子応援団】

アルプススタンドには学ランを着た女子生徒の姿。応援団のメンバーです。実は応援団は、野球部が甲子園から遠ざかり平成21年を最後に活動を停止していましたが、3年前のセンバツで準優勝したことで復活しました。毎年、希望者を募って結成しますが、伝統的にほとんどが女子生徒だそうで、ことしは27人中25人が女子です。応援団の高校2年生の女子生徒は「負けそうになったときも一生懸命、全力で応援したい」と意気込みます。

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【エースの悔しさ】

しかし試合は香川大会からチームを引っ張ってきたエースの香川卓摩投手が6点を奪われる苦しい展開。9回に2点を返すなど、最後まで粘り強く戦いましたが、4対6で敗れました。試合のあと、香川投手は「23年間の歴史を変え、突破口を開くことはできたが、甲子園で勝つことの難しさを感じた」と悔しさをにじませました。

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【古豪復活へ 続きは後輩に】

香川投手は試合が終わってすぐに、ある選手に声をかけました。
2年生で3番を打ち、新チームではキャプテンになる予定の谷口聖弥選手でした。「泣くなよ。次の代はお前がチームを引っ張って甲子園に行ってくれ」。香川投手から声をかけられた谷口選手は「香川さんたちに甲子園に連れてきてもらった。プレッシャーもあると思うがチームをまとめて先輩を超えたい」と決意を語りました。
「伝統のストッキングに7本目の線を入れて歴史を刻むチームになる」。古豪復活の続きは新チームを担う後輩に託されました。

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 (甲子園取材班・武田善宏/橋野朝奈)

 

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