高校野球

2019年04月04日 (木)

決勝に響き渡った"美爆音"と"極上音"

 bibakuon1.jpeg

大会期間中、習志野高校の選手たちを鼓舞してやまなかった吹奏楽部の「美爆音」。決勝のアルプススタンドで体感してみた。

 

1回表。習志野の攻撃。

応援が始まった。

bibakuon2.jpeg

ほかのチームの音とは「音圧」が違う。

対戦相手の中には、習志野に敗れた試合のあと、「雰囲気に飲まれた」というコメントを残す選手もいた。

 

【“美爆音”の秘密は?】

 

習志野の吹奏楽部は個々のレベルアップを欠かさない。

朝は7時台から1時間練習。

放課後の練習は3時間だ。

管楽器の基本の腹式呼吸を支えるため、腹筋を鍛えるだけでなく、ランニングも続けている。

 

海老澤博顧問

「体育会系の文化部」です。そんじょそこらの体育会系より 鍛えていると自負してます。

 

【決勝の相手は東邦と大阪桐蔭のコラボ】

 bibakuon4.jpeg

一方の東邦は海外遠征で不在の間、交流のある大阪桐蔭の吹奏楽部に甲子園での応援を頼んでいた。

bibakuon5.jpeg

遠征から帰国した準決勝からは合同バンドでの演奏だ。

大阪桐蔭の吹奏楽部といえば、全国コンクールの常連校。

それゆえもあるだろう。

吹奏楽のファンの間では3日の頂上対決は「ブラスバンドの決勝戦」とも呼ばれていた。

 

習志野の「美爆音」に対抗するように、東邦と大阪桐蔭の合同バンドは楽器を演奏しながら上下左右に躍動。

bibakuon6.jpeg

東邦名物「踊る応援」だ。

 bibakuon7.jpeg

「習志野が『美爆音』なら東邦は?」。

 

東邦の白谷峰人監督がしばらく考えた後、紡ぎ出した答えはこれだった。

 

「上質な音を出すということ。『極上音』です」。

 bibakuon8.jpeg

試合は、東邦が6対0で勝って大会最多となる5回目の優勝。

習志野は千葉県勢として初めての優勝はかなわなかった。

 bibakuon3.jpeg

習志野高校吹奏楽部 酒井悠歌部長

もっと応援の思いを伝えることができたらと悔しい思いが残りました。選手1人1人を応援した体験は 自分たちのコンサートにもいきてくると思います。

 

習志野「美爆音」と東邦「極上音」は閉会式で、ともに応援団賞の優秀賞を贈られた。

応援合戦の勝負はこの先に持ち越しだ。

目の前でくり広げられる真剣勝負と合わせて、その迫力の演奏を間近に体感し、高校野球の魅力がまた一つ分かった気がした。

【センバツ取材班:横山寛生記者】

senbatsu91_logo.png
NHK甲子園 特設HP

 

高校野球

もっと見る

夏の甲子園 ニュース一覧

もっと見る

高校野球のニュース一覧

もっと見る

センバツのニュース一覧

もっと見る

高校野球NEXT

もっと見る

関西のスポーツ

もっと見る

「甲子園」を演奏しよう

もっと見る