高校野球

2019年03月28日 (木)

"はたらくかんとく" 狙いは気づき力 高松商(香川)   

 3年ぶり27回目の出場となる香川の高松商業。

初戦は埼玉の春日部共栄高校相手に8対0と圧巻の強さを見せました。

 

チームを率いるのは長尾健司監督です。

27日、2回戦を前にした練習で、意外な光景を目にしました。

打撃練習の準備のとき、高いところで絡まってしまったネットのひもをほどくため、

長尾監督はみずからの肩に選手を立たせて、ひもをほどかせていたのです。

 

その後もグラウンド整備では最後までトンボをかけたり、ホースで水をまいたり、

率先して作業に当たっていました。その“はたらくかんとく“ぶりに驚かされました。

就任した5年前から、その姿は変わらないといいます。

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その理由について尋ねてみると・・・。

 

「大人が一生懸命やらないと子供は真似をするんですよ。

 だから、変なところを真似されないよう、

 日ごろからお手本を見せておこうと思っています」

 

これに対し、キャプテンの飛倉爽汰(ひぐら・そうた)選手は、

「僕たちより気づきが早くて、ゴミ拾いや整備を自らしてくれます。

 野球の技術を高めるだけでなく、

 自分から気づいて動くということのお手本になります」と話していました。

 

長尾監督は、自身の行動で、選手の気づく力を見極めているといいます。

「敏感な選手はぱっと動きますけど、敏感じゃないやつは動けない。

 それは試合でも動けない選手ですよね。

 ぱっと来ると、この選手は試合に出られるなとか。

 気づかないと、この選手は試合では難しいなとか。

 結構、見極められますよ」

 

“はたらくかんとく”が選び抜いた精鋭たち。

試合ではどんなことに気づいて、みずから動くのか。目が離せません。

 

(センバツ取材班 渡邊貴大記者)

 

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