堺市 南区のロケでは、秋晴れのもと、すてきな場所を２つ訪ねました。

まず最初は、泉北ニュータウンが広がる泉ケ丘駅近くの大蓮公園です。
緑が多くてきれいなこの公園では、２０２０年から公園の一角で、ある取り組みが。

週３回ほど行われる、マルシェです。
出店しているのは、ほとんどが地元にお住まいの方。

コーヒーや焼き菓子、ハンドメイド雑貨に朝採れの野菜など、幅広い種類のお店が並びます。
この日も、オープンの朝１０時前にはたくさんのお客さんが集まっていました。

野菜を買いに来ていた方にお話を聞いていると、お友達を紹介してくれたのですが、なんと、ここ友！
“ここで会うだけの友達”なんだそうです。
特に連絡も取り合わず約束もしないけど、毎週ここで会って買い物をしながらお話する。
この場所が作る、すてきな関係だなと思いました！

店員さんもお客さんも、どの方に話しかけても快く受けてくださり、本当に温かい場所でした。
近所にあったらいいのになぁと、羨ましくなるすてきな場所でした。

そして、駅から車で１０分ほど離れると・・・

きれいな田園風景が広がっていました。
１０月中旬、稲刈りの収穫最盛期！

作業をしていたのは、御年９２歳の峯野さん。
機敏な動きで収穫作業をしていたので、年齢を聞いたときは驚きました。

この辺りで取れるお米は、昔の地名から、上神谷米と呼ばれています。
高台にあり、きれいな水が豊富にあることから、おいしいお米が育つのだそうです。

今年とれたばかりの新米で、おにぎりを作っていただきました。
つやっつやで、甘くて、本当においしかったです。
峯野さんの元気の秘けつは、毎日の農作業と、この上神谷米を年中食べているからだと教えてくれました♪

最後に峯野さんが話してくださった言葉です。
長年、この場所で農業を続けてこられたからこそ、すっと響くすてきな言葉でした。

天候にも恵まれた堺市 南区、いろんな出会いがあり楽しかったです^^

リポーター 廣 由梨（ひろし ゆり）

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