ほっと関西ブログ

2022年07月13日 (水)

笑顔の花咲く大阪狭山市 【當麻 陽香】

4月の「ええやん!この街」では「大阪狭山市」に行ってきました。

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大阪狭山市(おおさかさやまし)のダジャレは・・・

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です!

今回訪ねたのは、およそ1400年前の飛鳥時代に水不足を解消するために造られたという“狭山池”
池は一周およそ3キロなのですが、周りにはおよそ1300本の桜が咲き誇っていました。

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お花見を楽しんでいる人たちでにぎわう中、バードウォッチングしている山口福夫さんに出会いました。

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週の大半は鳥の観察をしているという山口さん。
バードウォッチングに、はまったきっかけは、狭山池で“カワセミ”に出会ったことだそうです。

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鳥はいつ飛んでくるのか、飛んでいくのかわからないからこそ、毎日出会いと別れがあって楽しいのだとか。
狭山池では年間50種類を超える鳥に出会うことができ、その鳥によって季節の移り変わりを感じることができるといいます。

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この日は冬の渡り鳥“ヨシガモ”が見られるラストチャンスだということで、一緒に探すことにしました。
どこだ?どこだ?と探すことおよそ1時間!

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いた いた いたっようやく見つけることができた時には、鳥のかわいらしさとうれしさで思わず興奮気味になりました。
バードウォッチング、初めての体験でしたがわくわくして楽しかったです。
山口さんは「とにかく楽しい池だ」と笑顔で話してくれました。
また来年、元気なヨシガモくんに出会えますように。

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さらに、池をきれいにしたり桜の見守り活動をしたりしているボランティアグループに出会いました。

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「きれいな池を将来につないでいきたい!!」との思いで活動しているそうです。
池に訪れる私たちも同じ気持ちで大切に使わなければならないと感じました。

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続いて向かったのは、街のシンボル“桜”を生かして特産品を作っている場所

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大阪狭山特有の商品を開発したのは商工会の職員、片岡利恵さん
なんとこの美しいピンクの染め物は“桜”を使って染めたもの。

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一見、ブドウジュースのように黒く見えるこちらの液。
“え?!花びらでこんなに濃い色が出るの?!”そう思いませんか?
実は桜が咲く前の“枝”を煮た時に出る“煮汁”を使って染めているんです。
枝はせんていした時に出る不要になったものを使います。
片岡さんによると「こん身の力で美しく咲こうとしているその色素が枝の先に集中している」とのこと。
枝を煮ているときも、染めているときも“ふわ~”っと甘い桜の香りが部屋いっぱいに広がって幸せな気持ちになるそうです。
片岡さんは「桜染めがあることで大阪狭山の魅力や春の華やかな気持ちを思い出してほしい」と話してくれました。

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私も桜染め体験をしたのですが、優しいピンク色からは桜の生命力のような力強さも感じることができました。

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街の自慢の狭山池と桜
この景色を愛し、守り伝える人々の笑顔の花咲く大阪狭山市でした。



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リポーター 當麻 陽香(とうま はるか)



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