2021年03月19日 (金)
お弁当箱で春を楽しむ 【廣 由梨】
3月4日放送のええやん!中継では、東大阪の工房からお伝えしました。
作っているのは、杉のお弁当箱です。
手触りも香りも良く、木目や色などすべてに個性があってすてきでした。
川の多い大阪は、かつて交通の要衝で、全国から良質な木材が集まったことで、お弁当箱も多く作られていました。
しかし、安価なアルミ製やプラスチックが主流となっているのが現状です。
こちらの工房では、代々受け継がれてきた技を継承しながら作り続けていますが、新型コロナの影響を受け、一時は売り上げが9割ほど落ち込みました。
ただ、おうち時間が増えたことで、こういったお弁当箱を家の中で器として使う方が増え、売り上げは好調だといいます。
中継では、代々伝わる技術を見せてもらいました。
お弁当箱の蓋は、こうして炎であぶることで、より木目が美しく際立つといいます。
こうして料理を詰め、真ん中にあるつまようじやスティックを入れられる場所に桜の造花を入れると・・・
机の上でのお花見が完成です!少しの工夫でより華やかになりますよね。
この桜柄のお弁当箱は先月新たに作ったもので、少しでも春を感じてほしいという思いを込めたそうです。
これまでどおりとはいかないかもしれませんが、これからやってくる桜のシーズンも、工夫を凝らしながら楽しみたいですね^^
優しく教えてくださった、5代目の笹井さんと。
ありがとうございました!!
リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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