２月２日放送の、「ええやん！この街」では、大阪・生野区へ行ってきました。

生野区は、区内に２９軒の銭湯が営業している銭湯の街なんです。
実際に取材へ行ったときも、少し歩けば銭湯！という印象で、あちこちに見つけました。

そんな銭湯の街で、唯一国の登録有形文化財に登録されている「源ヶ橋温泉」を訪ねました。
昭和１２年に建てられた建物ですが、どこか洋風な外観。
脱衣所も、バラ柄のガラスや格子柄の天井など、当時のままのものが多く残されていました。

残念ながら、銭湯としての営業はもう行っていませんが、今は新たな場所に・・・！
イベントスペースとしての活用です。

これまでに、音楽ライブやフリーマーケットのようなイベント、そして取材で訪れた日には、何と！「能」のイベントが行われていました。

長年多くの人に愛されたこの場所、一時は取り壊しも考えたそうですが、再び人が集まる場所となっていることを、ご主人の中島さんは喜んでおられました。

天井が高く音も響きやすく、温かい雰囲気は昔のままのこちらの銭湯。
能のイベントに来られていた方も、ジャズや落語、いろいろな舞台が似合いそうと話していて、これからさらに、すてきな場所になっていくんだろうなと感じました。

また改めて訪れたい場所が増えました。
ありがとうございました！

リポーター 廣 由梨（ひろし ゆり）

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