2020年02月21日 (金)
森から生まれた命を守る帯 【國生千代】
1月28日の「ええやん!この街」でご紹介したのは、近鉄「枚岡」駅のすぐ近くにあるこちら!
河内国の一宮として古くから信仰を集めてきた枚岡神社。
ご神体である枚岡山のふもとにある神社なので、境内は緑豊かで清らかな空気が流れていました。
放送では、ちょっと変わった“豆をまかない節分”と“森から生まれた命を守る帯”についてご紹介しましたが、残念ながら帯の補足情報をお伝えできなかったので、ぜひこのブログで☆
さぁ、改めておさらいです!
去年6月から安産祈願に訪れた妊婦さんに渡しているのが、この岩田帯。
岩のように頑丈で健康な赤ちゃんが生まれますようにという願いが込められた腹帯です。
ブログのタイトルにもあるように、この帯は、森の木々などから作られているんです!
「木が布に・・・?どういうこと?」と思った方!私も、そこびっくりしたんですよ!
実はこちらは阪南市の企業と協力して作られていて、簡単に簡単に言うと、
▽まず木を粉砕してチップにします。
▽それを和紙にします。
▽その和紙から糸を紡ぎます。
▽そうして出来上がった糸「木糸(もくいと)」で織り上げたのが岩田帯!
・・・繊維の基礎知識など一切無い私がこの話を初めて聞いたとき、正直目が点になりました(笑)
平成30年に建替えられた「二の鳥居」の新旧の木材を取り入れているそうですよ!
最後は、今回お世話になった権禰宜(ごんねぎ)の濱上さんと。
ありがとうございました!
リポーター 國生 千代(こくしょう ちよ)
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