ほっと関西ブログ

2019年09月25日 (水)

目指せ!東京パラリンピック カヌー冨岡忠幸選手 【山本賀保子】

東京オリンピック、パラリンピックの開幕まであと1年を切りました。
8月30日の「ニュースほっと関西」では、パラカヌーのカヤック種目で東京大会を目指す滋賀県米原市の職員・冨岡忠幸選手を取材しました。

yamamaoto190925a_1.jpg競技歴はおよそ1年半。
去年2月に偶然参加した体験会でカヌーに出会い、初実戦となった去年秋の日本選手権では堂々の2位。
めきめきと頭角を現し、東京パラリンピックを目指すようになりました。

yamamaoto190925a_2.jpgもともとスポーツが大好きで、陸上競技やグラウンドホッケーなど、いろいろな競技をしていた冨岡選手。
19歳のとき交通事故に遭い、左足の大たい骨から先を失いました。
障害を負った後も、サーフィンやスキー、アンプティサッカーなどさまざまな競技に取り組み、アンプティサッカーでは日本代表としてワールドカップに出場した経験があります。

運動神経抜群な冨岡選手ですが、カヌーについては試行錯誤を繰り返しながら練習に励んでいます。
仕事が休みの日は、自宅から片道2時間以上かけて石川県の練習場に通っています。

現在取り組んでいるのが、「筋力アップ」と「フォームの改善」。
十分たくましく見える冨岡選手ですが、まだまだ体幹を鍛えるトレーニングが必要なようです。

yamamaoto190925a_3.jpgさらに、フォームについては体の特徴に合わせた工夫をすることが大切だと話します。
上半身の力でこいでいるように見えるカヌーですが、実は下半身の使い方が重要なカヌー。
健常者の選手なら、左右の足を蹴りだすように伸ばすことで、体をひねって、パドルを前へ差し込むことができます。

yamamaoto190925a_4.jpgyamamaoto190925a_5.jpgところが冨岡選手の場合、左足で蹴ることができません。
そこでいったん、蹴りだした右足を引き寄せる動作を加えます

yamamaoto190925a_6.jpg
yamamaoto190925a_7.jpgそうすることで左右の差を補うことができ、左右どちらもより遠くへパドルを差し込むことができるのです。
パラ選手にとっての“正しいフォーム”は人それぞれです。
自分の体の特徴に合わせて、どうしたらよいかを考えて体に染み込ませる工夫がとても重要だと話していたのが印象的でした。

yamamaoto190925a_8.jpg冨岡選手は「パラリンピックに出て、同じ障害のある人や子どもたちに、障害があってもできるということを証明したい」と力強く話していました。来年、東京の舞台で大きなガッツポーズを掲げる冨岡選手の姿を楽しみに私も応援を続けていきたいと思います。

 


yamamoto_2.jpg

スポーツキャスター 山本 賀保子(やまもと かほこ)



ニュースほっと関西 ホームページ

関西 NEWS WEB

ほっと関西ブログ

もっと見る

関西のスポーツ

もっと見る

アナ・キャスの部屋

もっと見る

ニュースほっと関西 特集・リポート

もっと見る

関西 NEWS WEB アクセスランキング

関西 NEWS WEBへ

関西 NEWS WEB

もっと見る