歴史秘話ヒストリア

2020年09月17日 (木)

歴史秘話ヒストリア「怪異に立ち向かえ!陰陽師と妖怪博士」

怪奇現象に恐れを抱く人々の心から不安を取り除いた、陰陽師の安倍晴明と妖怪博士と呼ばれた井上円了。平安時代、そして明治・大正時代の最新の方法で人々から不安を取り除く姿は、まさにゴーストバスターズのようでした。今回は、以前放送した回を再構成したものでしたので、あらためて先日大阪市にある安倍晴明ゆかりの神社を訪れました。

onmyoji1.JPG【境内にある安倍晴明像】

大阪市阿倍野区阿倍野で生まれたといわれている安倍晴明(※諸説あります)。阿倍野には、安倍晴明を祭る「安倍晴明神社」が鎮座しています。境内には、りりしくたたずむ安倍晴明像が!平日にもかかわらず、参拝者が絶えることはなく……特に女性の姿を多く見かけました。晴明の命日とされる今月26日には「晴明祭」が行われるそうですよ~。

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【阿部王子神社参道から】

少し足をのばすと、大きなクスノキ が参道で出迎えてくれる「阿部王子神社」があります。こちらも、安倍晴明にゆかりがあるそうで、大阪府で唯一現存の熊野街道沿いにある「熊野九十九王子社」の一つだそうです。藤原定家の「明月記」にある「後鳥羽院御幸記」によると、しばしば熊野詣を行った後鳥羽上皇も、この阿部王子社を参詣したとのこと。境内には、晴明の母「葛の葉」(キツネです)を祭った社も。晴明と母の別れの場面は「葛の葉の子別れ」として、文楽などで有名ですよね。この日は、ベビーカーに乗った小さな男の子とお母さんが、長い時間手を合わせていました。続いて、私も祈願、祈願(真剣)……なにしろ今年は大厄なものでして(。-人-。)

onmyoji3.JPG【阿部王子神社の社殿と頂いた御朱印

かく言う私も幽霊や妖怪とつくものには、なぜか心ひかれてしまう…見えないものとつながることができるのでは!?――と、不思議な世界への憧れは尽きず、ついついネットの怪奇現象の記事なんかを読んでしまう日々。でも、皆さん気をつけてください。いつのまにか、提供されるニュースが怪奇モノで埋め尽くされるようになりますから。私は、それにゾッとしています……。