歴史秘話ヒストリア

2019年04月24日 (水)

興福寺 七転び八起き 日本の文化はここで生まれた

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興福寺、7度の火災から不死鳥のごとく蘇った歴史の中には、僧侶たちの不屈の魂がありました。火災から守るために生まれた乾漆造りの仏像。あの阿修羅像が重さ15キロしかないなんて、驚きでした。運慶をはじめとした仏師たちの工夫と、火災から仏像を救い出した僧侶たちの努力があったからこそ、現代の私たちが愛でることができる。まさに奇跡のように感じました。

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それにしても、運慶や世阿弥など教科書でお馴染みのスターがあの時代、興福寺に集っていたなんて、想像するだけでワクワクしますね!

 

興福寺物語のアニメーションは、Eテレで放送していた「オトナの一休さん」でお馴染みの、伊野孝行さんと幸洋子さんによるものでした。力強く、ときにコミカルに物語を描き出す、筆タッチのアニメが素敵でした!

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今回の番組を制作した角野ディレクターは、奈良在住で、町をくまなく知る一人。過去には「京都異界中継」や「妄想ニホン料理」などで、個性的な演出が光る番組を数多く担当してきました。そんな角野ディレクターから、今回のスタジオでは、「扇子でビシッとポーズを決めて!」というムチャブリがきて、さぁ大変。日舞、習っておけばよかった… なんて嘆いている暇はありませんでした。すぐに友人の歌舞伎俳優、市川弘太郎丈にビデオメッセージで手ほどきを受け、四苦八苦、、「踊る僧侶もいたんです!」のメッセージ、ビシッと伝わりましたでしょうか、、

 

文化財を後世に守り伝えていくことは、その時代を生きる人々の努力と熱意によって支えられているのだと、改めて感じました。火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂も、きっと蘇る日が来ると願っています。

 

 

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■ コメント(1)
  • 八束 磨里

    2019年04月25日 08時13分

    こんばんは。ふるさとなのに? ろくに最近、見ていなかった興福寺を見せて頂いた気分で、非常に楽しく拝見しました。『何度か』の焼失は読んだものの、7回もとは……。しかしその度に不死鳥の如く甦った藤原氏ゆかりの鎮護国家シンボル。再建をすれば仏師の技も磨かれ、僧侶の舞踊までも磨かれたのは、まさに災い転じて何とやら、ですね。災禍に遭われた場所やその人々に、受け取って欲しいメッセージだと、思います。
    昨秋の落慶法要も見に行けず……だったのですけど、南円堂のそばでいつもハトと遊んでいた昔を思い出しながら、拝見しておりました。扇子も決まってましたけど、お鼓の『いよーっ、ポン!』がカッコ良かったかと。