歴史秘話ヒストリア

2019年04月17日 (水)

黄金の国ジパングを行く 金と日本人2000年の旅

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日本人の傍らには、いつも黄金がありました。

福岡の志賀島の金印に始まり、キトラ古墳の天文図に描かれた金の星々、仏の光を金で表現した奈良の大仏様。東北の中尊寺金色堂には、金の永遠性に込められた亡き人への切なる思いを、報恩寺のユーモラスな黄金の羅漢様には、金の光がこちらに語り掛けてくるような力を感じました。

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黄金が、豊臣秀吉など、時の権力者から庶民のものになった時に誕生した文化には、金を究極の美に生まれ変わらせる職人の技が光りました。

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私が一番印象に残ったのは“金の名手”尾形光琳の作品たち。群青と緑青で描かれたカキツバタの花を、金が際立たせている国宝「燕子花図」や、硯箱に見事な空間を作り出した「八橋蒔絵螺鈿硯箱」。あの有名な国宝「紅白梅図屏風」が、実は銀で表現された川と金の背景が人生の明暗として対比されていることに驚きました。金の表現や意味に思いを馳せると、芸術品の見方が変わるかもしれませんね。

大型連休に「ゴールデン」をかけた、絢爛豪華な歴史ツアー。まばゆい品々を愛でているうちに、とても幸福な気持ちになったのは、私だけでしょうか。

 

 

歴史秘話ヒストリア@NHKオンデマンド 

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