歴史秘話ヒストリア

2018年09月12日 (水)

【井上あさひ】橋本左内と由利公正

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福井が生んだ2人の天才

 今夜は、橋本左内と由利公正の秘話をお届けしました。この2人なくして維新はなしえなかったと言われるほどの影響力を持ち、あの西郷隆盛や坂本龍馬から一目おかれるほどの人物で、しかも2人を生んだ福井県では知らない人がいないほどの英雄です。

 福井の少年少女が目指す人物像として大変魅力的な2人ですが、歴史好きのみなさまは、この“知られざる維新の天才”をご存じでしたでしょうか?

 

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橋本左内の志

 「啓発録」とは、橋本左内が15歳で書いたという文章。私の15歳と言えば、まだ自分が何者であるか、この先どう生きるかなどおよそ考えも及ばない年齢でした。その点、橋本左内をお手本に福井のみなさまが中学2年生で啓発録を読み、自分の志を立てる姿に感動しました。

 左内は、単なる理想を語るだけではなく、地に足がついた現実的な志を立て、それだけでなく、その思いを持ち続けました。そのことが開国、維新に大きな役割を果たすことにつながったのではないでしょうか。福井のみなさまも、多くの人が志を立てた時の思いを忘れずに大人になると言います。

 

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実践主義の人、由利公正

 一方、「座学だけじゃだめだ」と、実践主義を貫いた由利公正も、坂本龍馬を魅了し、維新に必要とされた英雄です。錬金術的に貿易で利益をあげたり、全国に通用する紙幣を作ったりと、財政面で驚異的な実力を発揮したのは番組でお伝えした通り。

 錬金術の“タネ”は、現代的に考えれば“ありそうな話”かもしれませんが、それを誰よりも先に考えつき、実践してしまうあたりが天才のなせるわざでしょう。

 

人と人のつながりが「歴史」

 2人に共通しているのは、自分がエラくなりたいとか、出世したいとか、そういうことではない崇高な志に貫かれていたということ、そしてその高い知性が、時代を作る礎になったということではないでしょうか。

 橋本左内と由利公正を見ていると、本当に歴史を動かしているのはたった1人の力ではなく、多くの人材が作用し合っているということがわかります。人と人とのつながりが、網の目のように関わり合う中で歴史が動いていくということを実感しました。

 

私も「志」立てます

 このたび、私もアナウンサーとして「一意専心」と心を決めました。たぶん、志を立てるのに遅すぎるということはありませんよね。きょうよりは、初心にかえってがんばりたいと思います。いつか、“鬼あさひアナ”と呼ばれる日まで。



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■ コメント(13)
  • 八束 磨里

    2018年09月13日 00時02分

    こんばんは。橋本左内と聞いて、楽しみにしておりました。齢十五にして書いた『啓発録』のことを何年か前に知り、幕末の勇士はしっかりしていたんだわ……と感銘を受けたのですが、福井ではきちんと、この『啓発』を今も実践されているのですね。どこかの自治体と違って、郷里への思いを大切にする、同時に自分の志も打ち立てられるスタイル、素晴らしいと感じ入りました。
    左内の心は、由利公正に受け継がれ、彼は明治の世を、殊に平民が政治に参加する土壌が整っていく過程を、後々まで見つめることとなるようですが、今までこちらで拝見した、幕末の勇士たちほぼ全てに通じるのは、実利や栄達を抜きにした、まず新国家ありきの、ある意味国全体への思いやりだったのかも知れませんね。
    志は、少々高くても、むしろその方が胸を張って生きられるのかも……。私も、鬼あさひさん……には及ばないですが、鬼の目にも涙? で、頑張りたいと思います……?

  • ピピ

    2018年09月13日 10時29分

     橋本左内が、安政の大獄で刑死になったとゆうのは知ってましたが、かなり重要な人物だとゆうことを今回初めて知りました。学問に精通していて、人並み以上に真面目な性格であったようですが、だからこそ綿密に調査して分かった日本の危うい状況を一番よく理解していた人物だったのでしょう。
     由利公正は、左内の志を受け継いで財政面で新政府に貢献したようですが、公正がもしいなければ、その新政府も空中分解して、いつのまにか外国に乗っ取られていたかも知れません、それを考えればこの二人はもっとは取り上げられてもいいと思います。
     それと。あさひさんの着物姿ますますいい感じですね!

  • 歴史の旅人

    2018年09月13日 17時46分

    橋本左内、まさに天才的な人物ですね~。。惜しいですな、志ながばで、それも若くして。。。安政の大獄は、多くの有意有能な人物を、粛正してしまいました。。公正の行ったら財政政策、藩の財政政策は、手形かな?現代的には、政府の財政政策は、国債ですかね。。基本理念で、維新を、しようとした左内、あくまで実務的に維新を、動かした、公正、魅力ある人物です。。。あれ?前に、鬼あさひアナとよばれたくないと、書いてらっしゃったと思うけどね~。。

  • 匿名

    2018年09月13日 23時16分

    こんばんは。井上アナは公共放送の宝だとおもいます。これからも笑顔と厳しさある福あさひアナと鬼あさひアナで安心と信頼感ある番組を拝見させて下さい。
    もし井上アナがきびしい上司にきびしく叱られたら、NHKさんに3回くらい電話で抗議しようと思います。(笑い)
    ぜひ、機会があれば歴史秘話ヒストリア講演会などあったらいいです。

  • のり

    2018年09月15日 12時31分

    今回も再放送で拝見しました(土曜日は休みなので助かります!)。
    いや~、今回ようやく天才・橋本左内と由利公正にスポットライトが当たり、思わずガッツポーズでした!言われているように、坂本龍馬や西郷隆盛らばかりが注目されますが、彼ら以外にも凄い人物がいたのです。それは、大河ドラマに出てくるあの小松帯刀とてしかりです。彼がいなければ、薩長同盟はあり得なかったでしょう。というかはっきり言って、この幕末期に登場する人物は、本当に凄い人物たちの宝庫です!しかも、現代人の私たちにも通じる生き方を教えてくれるお手本だらけです。それはきっと、平和ボケしている現代人には到底及ばない、「当時の人々が外国という脅威を前にして、必死で日本という国を守ろうとしていたことの証」であり、その結果によって生まれたからなのだろうと思います。
    あさひさんがおっしゃっている、「彼らが、自分がエラくなりたいとか、出世したいとか、そういうことではない崇高な志に貫かれていたということ、そしてその高い知性が、時代を作る礎になったということ」という点。これだけを見ても、自分ファーストばかりな現代人が見習うべき点として、非常に大きな要素の一つではないでしょうか。

    な~んてことを言いながら、私自身とていい年しながら「15歳の橋本左内」にすら足元にも及びません!橋本年齢で言えば3歳ぐらいでしょうか。いや、もっと若く赤ちゃんぐらいかも…(汗)。
    私は、自分で自分に鬼になって鍛え直したいと思います!!

  • ヒーロー

    2018年09月15日 17時48分

    視聴者にとっては神あさひアナですよ!

  • 井上あさり

    2018年09月17日 12時57分

    あさひさん、こんにちは。
    26歳で刑場の露ときえた橋本左内。写真で見ると、細い&神経質な青年にみえますが、15歳の元服の時にはすでに高い志を持っていたのですね。さらに驚いたことは、現代の福井県の若人が佐内の精神を受け継いだ教育を受けている事。福井に生まれた事を誇りに持って欲しいですね。さて、安政の大獄で忘れてはならないのが井伊大老です。今回は佐野史郎さんが冷血漢の井伊大老を演じていました。しかし、40前まで不遇の生活の中、学問、武芸、茶道などに打ち込まれ相当の教養人だったそうです。井伊も現状の幕政で対応できないと判断して、あえて英才誉れ高いけど水戸家の血筋を引く一橋派を排除したのではと。最近のヒストリアは通説をひっくり返すテーマをたくさんとりあげているので、いつか井伊大老の視点から幕末を論じてくれたらとチ期待します。
    公正は実践派の手本ですね。金銭を扱う事はいやしいと思っていたのか当時の武士は思っていたそうですか、出来ることはなんでもやる。志を実現する上ででは佐内とは少し違うアプローチですが現代女性の我々にはしたしみやすいでしょうか。
    あさひさんの志、立派ですね。私はテキトー人間ですか、自分に誇りをもてるような目標(アナウンスの鬼になる!というような志といえるような立派なものではありませんが)をもって生活したいなと。
    では、次回も楽しみにしています。

  • makowara2

    2018年09月18日 01時02分

    近頃モスリムの方々に興味を持ち、幕末時代前の世界、中東の歴史に興味をもって簡単な教本を読んでいます。産業革命からヨーロッパが変わり、強国となって世界が歪んだ。今のトランプ政権を思わせる勢力が当時の中東の没落を招いたのかな、なんて思いました。日本の明治維新はやはり強靭にして柔軟。結局は第二次世界大戦で敗戦となるも学ぶべくは学ぶ、その謙虚さが大事、と思います。決して決めつけることなく。その点、橋本佐内も由利公正も当時の封建制度からは逸脱した傑物だと思います。鬼あさひ?がっかりです。キャスターとしての成長は人間としての成長と近いのでは。いつも優し気なあさひさんのままで成長すべきです。

  • 歴史の旅人

    2018年09月18日 17時49分

    蒙古襲来まで、あと一日。。。日本の悶絶兵器とは何か?楽しみにしてますです~。。

  • 匿名

    2018年09月18日 22時29分

    こんばんは。
    井上アナは、歴史に名を連ねる方だと思います。「井上アナの品格は、一日してならず」で、品のある人になるのは、一度脱線した者にとっては難しいです。
    ぜひとも、今後ともいっときのブームや視聴率、過度なエンタメに流されず、美しい言葉を今後とも後世に紡いで欲しいと思います。また歴史あるご皇室の御進講も、すばらしい心遣いを持って、井上アナならお努めになられるのではないかと、録画のテレビ(歴史秘話ヒストリア)見ながらにわかに思いました。

  • 四国犬

    2018年09月18日 23時54分

    今回のブログの“鬼あさひアナ”
    鬼は鬼でも怖い鬼では無くて、物事に脇目も振らず取り組む魂を焦がす人の方の意味ですね。
    前出の一意専心を鬼と表現されたんですね、仕事の鬼と呼ばれたいと。
    私はいつでもあさひさんを応援しますよ。

  • 匿名

    2018年09月22日 16時37分

    あさひさん、美人!

  • 八束 磨里

    2018年11月09日 13時25分

    こんばんは。橋本左内と聞いて、楽しみにしておりました。齢十五にして書いた『啓発録』のことを何年か前に知り、幕末の勇士はしっかりしていたんだわ……と感銘を受けたのですが、福井ではきちんと、この『啓発』を今も実践されているのですね。どこかの自治体と違って、郷里への思いを大切にする、同時に自分の志も打ち立てられるスタイル、素晴らしいと感じ入りました。
    左内の心は、由利公正に受け継がれ、彼は明治の世を、殊に平民が政治に参加する土壌が整っていく過程を、後々まで見つめることとなるようですが、今までこちらで拝見した、幕末の勇士たちほぼ全てに通じるのは、実利や栄達を抜きにした、まず新国家ありきの、ある意味国全体への思いやりだったのかも知れませんね。
    志は、少々高くても、むしろその方が胸を張って生きられるのかも……。私も、鬼あさひさん……には及ばないですが、鬼の目にも涙? で、頑張りたいと思います……?