歴史秘話ヒストリア

2017年02月01日 (水)

スクープ!1500年封印された感動メッセージ

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 井上あさひです。今週のヒストリアは、群馬県は榛名山に残された古代史ミステリーに挑みます。

 

 さて、画像の男性は何をしていると思いますか?

 

 約1500年前、榛名山の大噴火とともに雲仙普賢岳の30倍と推定される火砕流が発生し、とある集落が地中に埋まります。誰もが安全な場所に逃げようというその瞬間、逆に火山に立ち向かって息絶えた男がいたとしたら、果たしてどんな理由が考えられるでしょうか?

 

 4年前の発掘で発見されたその男は、よろいを装着し、あろうことか火山に相対して四つんばいの姿勢で見つかったのです。そして、周囲には無数の足跡。足跡は男とは逆の一定の方向に向かっており、分析の結果、よろいの男を残して、集落の住民が整然と“歩いて”避難を済ませていたことがわかったそうです。

 

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よろい男の出土状況

 

 では、彼は避難の終わった集落で、危険を顧みずに何をしていたのか。そもそも、よろい男は何者なのか。興味が湧きますよね。

 

 果たして、よろいの男は「災害を鎮めようと祈りを捧げていた?」のか、それとも「宝物をかかえて逃げようとしていた?」のか、はたまた「火山の神と戦おうとしていた?」のでしょうか。ヒストリアがCGと特殊技術を駆使して災害の瞬間を再現し、推理をすすめます。

 

 歴史と聞くと、「こうだった」、「ああだった」と、すでにわかっていることを説明されるイメージがありますが、今回のテーマは発掘されたばかりの新発見をもとにした「本当のところはまだわからない」ことを推理するお話しなので、どんどん想像を膨らませる楽しみがあります。

 

 そして、このミステリーの真相に迫るとき、私は災害の恐ろしさとそれを伝えることの大切さについて改めて考えるきっかけを得ました。火山に立ち向かって命を失った男の遺骨から、私たちは一体何を読み取るべきか。よろい男が現代に伝えるメッセージの意味を、一緒に考えてみませんか?

 

歴史秘話ヒストリア

http://www4.nhk.or.jp/historia/

■ コメント(10)
  • 土屋 昌也

    2017年02月02日 08時55分

    あさひさん、おはようございます!
    初メッセージ、ようやく送らせてもらいます。いつも楽しみに番組を拝見させていただいてますよ〜!
    よろい男が、噴火する火山に向かって四つん這い⁉︎
    形からみて、怪我をして歩けない子供を包み込み、身を呈して守ろとした、ようにも見えますが…。
    今回の題材のように、発見されて間もなく、これから色々調べていく歴史は、想像や妄想を駆り立てられて、いかにも秘話という感じがしてワクワクしますね。
    放送を楽しみにしていますよ〜、同い年のあさひさん(^_^)

  • あさま

    2017年02月03日 16時20分

    井上あさひかわいいーーーー

  • さつきの風

    2017年02月03日 17時53分

    チャンネル争い負け、録画で見ています。火山灰に封印された古代の人々の生活を解き明かすのは興味深い。また、どのような分析手法を利用するのでしょうか。

  • 武居

    2017年02月03日 21時18分

    こんばんは。
    いつも拝見してます。
    最近はまたまたアナウンサー井上さんばかり見てて内容が入りません(笑)。
    取材が素晴らしいのでスタッフのかたの人柄が伝わってくるように思います。風邪など皆様お気をつけてください。

  • 八束 磨里

    2017年02月04日 01時45分

    こんばんは。いつしか毎回お邪魔してしまってますね。
    東の方に、このような遺跡があったのには驚きました。東京時代、せいぜい稲荷山ぐらいしか見たこともなかったので、興味深く拝見した次第です。
    支配者の家族だけが、残っていた生々しい痕跡、それについての学者の方々の諸説を見て、私はどうしてか、宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』という童話を思い出しました。そう、支配者一族は、民を救うために、自分たちが残ったのかも……。
    古代史はロマンですわね、あさひさん。ということで、おやすみなさいませ……。

  • 匿名

    2017年02月04日 08時17分

    私の知人は発見された所から100m位の所に住んでいます。あの場所へ実際行って見て来ました。想像が膨らんでワクワクします。どうかこれからの研究結果など聞いて楽しみにしています。
    又、近くの神社にも階段に逃げ遅れた人の跡があったり噴火のすごさがうかがえます、

  • ひよこ

    2017年02月05日 11時45分

    あさひさん、こんにちは。
    現地のリポートご苦労様です。
    一つ一つ推理していく場面が面白かったです。ヨロイを着た王といわれる男の行動は、三つの説があるようですが、まだ謎のようですね。今後の調査を期待してます。
    次回も放送を楽しみにしてます。

  • 加納ポテチ

    2017年02月05日 12時59分

    井上あさひかわいいーーーー

  • ちちまる 

    2017年02月07日 18時14分

    しょうがないのかもしれませんが、「王」のヨロイに関して、三者三様、見事に「説」が3つに分かれてましたね(笑)

    あさひさんの後ろ姿も良かったです(笑)
    これからも、横から見たあさひさん、後ろ姿のあさひさん、いっぱい見せてください(笑) よろしくお願いします。

  • くらりねっと

    2017年02月13日 10時34分

    いつも楽しく拝見しております。今回は、火山の噴火によって封印されていた古代の遺跡を分析する興味深いないようで楽しみにしておりましたが、それぞれのお立場で諸説別れていたのがリアルっぽくてよかったです。しかしながら最終的には少しばかりロマンティックなストーリーに仕立てたい気持ちが出すぎていたように感じました。様々な分析から、当時 甲を身につけているのは「王」であるという説はよいのですが、四つん這いの姿勢に辿りつくのは難しかったようで、①「祈り」②「宝物の持ち出し」③「山に向かって戦いに行く際に被災した」どの説も近くの乳児の発掘には触れていない。また①③では甲を身につけた人物よりも山側に女性と小児の骨が発掘されていることは不自然で、この4人だけを家族として理解するのは難しいと感じる。九大・田中教授の解説のとおり、この4体はたまたま条件に恵まれて遺存したもので、甲を身につけた人物の傍に乳児を抱いていた人やもう一つの甲を持っていた人など他にも居たかも知れないので、今後の調査の進展が楽しみであり、また取り上げてもらいたい。