歴史秘話ヒストリア

2016年12月08日 (木)

みんなで語ろう!「忠臣蔵」愛

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 年末と言えば、忠臣蔵!ですよね。

 

 12月14日は、赤穂浪士の討ち入りの日。今年で討ち入りから314年なんだそうです。彼らの眠る東京・泉岳寺には、日本中からお墓参りに訪れているそうですが、なんと5人に1人が外国人とも言われており、今やその人気は世界に広がっています。

 

 そこで番組では、オジサマ世代はもちろん、若者や女子、外国人にとっての忠臣蔵の魅力を徹底調査。泉岳寺を訪れた人100人以上にアンケートを実施して、忠臣蔵の魅力はどんな所か聞いてみました。さらに「外国人」「女子」「歴史の専門家」の3人の忠臣蔵の達人に、大石内蔵助の奥深い魅力が垣間見える「マイベストシーン」を選んでいただきました。

 

 かくいう私、実は赤穂浪士とか、四十七士とか、大石内蔵助とか、単語は聞いたことがありますが、あまり詳しくはありませんでした。(申し訳ない。)そこで、兵庫県の赤穂大石神社を訪ねたりして、自分なりに勉強してみました。

 

 しかし、本当に忠臣蔵のことが大好きな人たちが語る見どころを聞くと、みなさんの思いが強くて深いだけに、こんな私でもとても感じ入りました。主君の仇をとりたいという衝動的な気持ちを長い間自制しつつ、用意周到に計画して討ち入りを成功させた、大石内蔵助の終始一貫した「意思」に圧倒されます。

 

 日本人のみならず外国人の方までもがひかれるという「忠臣蔵」の魅力は、国籍や性別を超えて、人として共通する何かを揺さぶられることにあるのかもしれません。その共通する何かとは、人のことを思い、人のために何かをやり遂げようという気持ちではないでしょうか。

 

 そして、「大河ドラマで大石内蔵助を演じて欲しい俳優」も大調査。はたして、誰が大石内蔵助を演じて欲しい人ナンバーワンに選ばれるのか?ちなみに、私の中の大石内蔵助のイメージは、表向きは優しい感じでありながら、秘めたる闘志がかいま見えるような、どっしりと頼れる男らしい人です。「武士」のイメージがピッタリはまる方を皆さんも一度想像してみましょう。

 

 これを見れば、忠臣蔵の初心者から通の人まで、もっと忠臣蔵が好きになること間違いなしです。どうぞ、お楽しみに。

 

歴史秘話ヒストリア

「マイベスト内蔵助 忠臣蔵ラバーズ」

http://www4.nhk.or.jp/historia/

■ コメント(11)
  • ライム

    2016年12月08日 21時26分

    あさひさん、いつも京都で拝見しています。今年の6月に大石神社を訪れたところなので、写真でどこだかすぐに分かりました。子供の頃は父に付き合って見ていましたが、歳を重ねるごとに忠臣蔵の味わいが身にしみるようになりました。討ち入りにあたる12月14日は毎年身が引き締まる思いです。番組楽しみにしていますね!

  • さつきの風

    2016年12月08日 21時56分

    忠臣蔵は何故か好きになれません。物語は美談ですが、史実は欲と欲のぶつかり合いの事件に思えます。新たな視点を楽しみしています。

  • ぶるちゃん

    2016年12月10日 20時22分

    とても感動しました。
    今年も忠臣蔵の季節になりました(o^-^o)今回、歴史秘話ヒストリアで取り上げるということで楽しみにしていました。3人の通な方の視点から見た、忠臣蔵のベストシーン(?)は最高でした。解説つきで、そして新鮮で。
    個人的には大石内蔵助の武士道精神や忠義にも感動しましたが、大石ちからが何ともけなげで、立派に見えました(涙)本当に泣きそうでした。
    来週は真田丸を取り上げるとのことで(^-^)今回の大河ドラマ全て見ています。いよいよクライマックスですね!こちらも楽しみです。
    あと、あさひさん、体調に気をつけて頑張って下さい。

  • 近未来

    2016年12月10日 23時37分

    こんな事を言ったら失礼かも知れませんが!
    江戸城内での斬り付けは禁止のルールを破ったのはどちらかです。
    最後は切腹して責任を取ったのであっぱれでした!
    受信料自動払いしてます!

  • makowara

    2016年12月13日 01時12分

    士は己を知るもののために死す、とはいえ女は己を愛するもののために化粧をする、一人の女性としてあさひさんは如何?妻子はどうなっちゃうの?僕はあまり好きじゃないな。虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残す、ねぇ…今も注目されるのも不思議ですね。出師の表みたいに現実に理想を打ち立てるためなら忠誠心もいいかと思うけど。殿様勝手に斬りかかるなよ…

  • リアリスト

    2016年12月13日 17時18分

    新しい視点についてです。

    まず、発端となった江戸城内での刃傷沙汰ですが、武士という、プライドの高い生き物が、腰に刀を帯びた状態で、他人から侮辱されたらどういうことになるか、当たり前ですね。
    もともとは封建領主だった大名が、江戸時代は宮廷貴族化していたとはいえ、そのメンタリティーを現代人の目線で図ってはいけません。
    同じ時代のヨーロッパの宮廷で、貴族同士が侮辱しあったら、決闘ということになります。

    それから、浪士たちの忠誠心をヨーロッパ人も評価していましたが、注意してほしいのは、武士の忠誠の対象は主君であり、主君がそれに値しなければ、他の大名家への鞍替えなど、戦国時代は普通でした。
    この忠誠心の対象を「国」としてしまうと、先の大戦のようなことになってしまいます。
    「お国のために戦う」という思想は、フランス革命の産物ですが、それ以前のヨーロッパでは、軍人が王様と喧嘩別れして、他の国の王様に仕官することも普通にやっていました。

    この事件は、現代日本人にも参考になる教訓をたくさん含んでいますが、間違っても現代日本人の視点で、当時の人々を批判してはなりません。
    まあ、職場で上司からパワハラされ、同僚から侮辱されたら、ストレスを抱え込んで鬱病になるよりも、一発ぶん殴ってしまえってことですかね。

  • ちちまる 

    2016年12月16日 00時21分

    「ヒストリア」、録画したまま、少し観るのが遅くなる時もありますが、あさひさんの「ヒストリア」は全部、拝見してますよ!!

    もちろん「忠臣蔵」と言えば、四十七士たちのお話ですけれども、吉良上野介側から見た「忠臣蔵」も面白いかもしれませんね?

  • さなだ げんじろう

    2016年12月17日 09時55分

    女性が一人も登場しない忠臣蔵は、暑苦しいだけで、ちっとも興味が持てません。
    武井咲さんの「忠臣蔵の恋」は、毎週ドキドキしながら見ています!

  • いよかん

    2016年12月17日 13時25分

    久かたの 松や藻塩の いろは仮名 雲居にあげよ 隠岐つ白波

  • H.T

    2017年01月16日 22時26分

    ヒストリアはあさひさん独特の進行が楽しく、癖になる面白さでよく拝見させて頂いておりますが、年末は忙しくて撮りためていた録画を昨日ようやく見ることができ、たいへん遅いレスポンスですが少しコメントをお送りしたくなりました。

    忠臣蔵のマイベストシーンですが、私は討ち入り時に隣家に掲げられた提灯のところです。
    番組の中では一瞬取り上げられただけでしたが、その一瞬であっても、映った提灯の三ツ石の家紋に、さすがに時代考証が正確だなぁと感服いたしました。

    あの提灯の出来事については、子供のころ祖父から、「あれはお芝居のことと言う人がいるが、あくまで本当のこと。そういう先祖に恥じない人間になれ」と言われてきました。

    そのため、このことについてずっと関心をもっていましたが、高校生くらいの頃に、実はこの提灯については歴史的な裏付けがなく、芝居上の演出で架空の出来事という説が有力とされているということを知り、一時は、ひょっとしたら子孫が見栄を張って、代々そう言い伝えてきたのではと考えたりして、祖父から聞いた話にも、気恥ずかしさすら感じてしまった時期がありました。

    しかし、近年になって、新たな資料からそれが事実であったことが分かり、再び祖父の言葉を素直に受け止めて、先祖への敬意を取り戻すことができました。

    ただ一方で、この出来事について、忠臣蔵を扱った映画やドラマの中では、討ち入りの際のひとつの見せ場ではあるものの、いわゆる「武士の情け」や「武士道の美徳」的な要素をクローズアップするだけの演出がほとんどなので、少々物足りなさも感じています。

    提灯を掲げた吉良邸北隣の土屋主税逵直は、元は上総国久留里藩の三代目城主で、お家騒動のため改易された土屋直樹の子にあたり、改易の際に家名断絶は免れて旗本に召し出された境遇の持ち主で、主税に繋がるまでの代々も、武田家滅亡の時から、徳川家との出会いへと、紆余曲折を経てきた過去があったので、主税には、赤穂の浪士たちに対して、単に武士道同士という以上の思いがあったものと思っています。

    そして、討ち入りに対して入念な準備を整えてきた浪士たちであるからには、主税がそうした家柄の者ということも、当然分かっていたはずだと思います。

    だからあの時、塀を隔てて向き合った男たちの間に交わされた、「武士は相身互い」という言葉には、もっと強い共感が込められていたものと感じられます。

    忠臣蔵はあくまでも赤穂浪士たちの物語ですが、脇役にある者のサイドストーリも少し知ったうえで、改めて振り返ってみると、忠臣蔵という物語を、またより深く味わって頂けるのではないかと思っています。

  • 土屋能男

    2017年05月17日 10時29分

    山梨県塩山市恵林寺の裏門隣に私の祖父の本家が住んでいます。私はカナダに50年余住んでいますが家紋は三つ石でNHKヒストリアの討ち入りの場面隣家から家紋入りの提灯が多数掲げられました。今回は時代考証を厳格にして頂き感謝します。