歴史秘話ヒストリア

2016年11月16日 (水)

戦国一のワル? 山形・最上兄妹の素顔

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 歴史とは過去の出来事。現代の私たちは本来、歴史の真実を知ることはできません。そういう意味では「教科書に書かれていることがすべてではない」と思います。そこが歴史のロマンであり、魅力のひとつ。歴史秘話ヒストリアは、みなさんに歴史への感心と興味をお届けする番組です。そして今回は、戦国一のワルの素顔を暴きます。

 

 「奸悪(心がねじけて悪い)」といわれた山形の武将・最上義光と妹・義姫をご存じですか?

 

 出羽国の覇権を握った義光と、「鬼母」なんて評されることもある妹の義姫。やったことといえば「毒殺」、「裏切り」、「だまし討ち」。ああ、なんて恐ろしい。

 

 あの東北の英雄・伊達政宗は自分の母親に毒を盛られ、死のふちをさまよった、と伊達家の正史に記されています。その首謀者こそが政宗のおじにあたる最上義光であり、実行犯は実母の義姫だったのです。この事件によって、息子(おい)の命すらねらう残忍な人物として2人の名は歴史に刻まれることになりました。

 

 最上の“奸悪”、これだけではありません。ほかにも、他家の家臣を利で誘って裏切らせたり、ジャマな武将をだまして殺害したりと、目的達成のためなら何でもアリ。その手段を選ばないカンジが怖いというかイヤというかなんとも…。

 

 このように最上兄妹の悪名、これまでなにかとささやかれて参りましたが、さて地元はどうでしょうか?ちょっと確かめようと、私も兄妹のふるさと・山形へ行って参りました。

 

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 こちらは最上川です。見て下さい、この雄大な自然。思わず見とれてしまいました。

 

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 そして、私もパチリ。心が癒やされて、緊張から解き放たれていくのを自然の中で感じます。

 

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 こちらは義光の銅像。そうなんです。地元では「英雄」としてあがめられているんです。

 

 そして私は、最上兄妹の悪名に秘められたある事実と出会います。それについては、詳しく番組でお伝えいたします。ぜひご覧ください。

 

歴史秘話ヒストリア

「戦国一のワル? 山形・最上兄妹の素顔」

http://www4.nhk.or.jp/historia/

■ コメント(28)
  • 最上派な私

    2016年11月18日 12時24分

    悪の兄妹だなんて、ひどいです?
    ちゃんと二人の真実を伝えないと怒ります!

  • 勘太郎

    2016年11月18日 20時44分

    駒姫役の女優さんが可憐でした。
    どなたが演じてらっしゃったのでしょうか?
    ご存じの方お教え下さい。

  • 匿名

    2016年11月18日 20時52分

    駒姫役のかた可愛かった。
    毎回役者さんの熱演を楽しませてもらっています。

  • 山形県生まれ

    2016年11月18日 20時56分

    地元の歴史調査に従えば、このような取り扱いにはならない。
    少なくとも最上義光の家臣団の歴史資料などから把握できること、
    地元の郷土史などを勉強し直さないと。

    複数の歴史学者などの見識をも踏まえて、数話の時代ドラマ、
    あるいは大河ドラマ化が可能かどうか、検討されたい。

  • さつきの風

    2016年11月18日 20時59分

    最上家は、良く領地を治め、領民に慕われていたのでしょう。時の政権により、善悪が異なるのは何時の世も変わらないものです。山形県民の郷土愛は羨ましい限りです。

  • たっちゃん

    2016年11月18日 21時12分

    銅像を建てるときも県民から反対の声がたくさんありました。
    やったことは裏切り、策謀などひどいことばかりで誇れるものでありません。
    でも山形の基を作ったということで祀られました。
    しかし現在の山形市周辺以外を治めたのは僅かな期間なのですが。

  • 最上派な私

    2016年11月18日 21時27分

    番組感動しました!
    井上さん、ありがとうございました!

  • 寺島俊秀

    2016年11月18日 21時37分

    歴史秘話ヒストリアの最上の最悪兄弟?の話を観ました。最初は女優さんのオーラが怖すぎました。しかし後半はそれが頼もしくなるから不思議ですな。

  • 最上義光親衛隊

    2016年11月18日 21時46分

    私は生粋の山形人です。
    現在の山形の礎を築いてくれたのは、義光公のお蔭だと思っています。
    悪人的イメージをもつ義光公ですが、現代と違って、生きるか死ぬかの戦国時代に生まれた武将は皆、必死だったはずです。
    そんな意味でも、今日のヒストリアは、義光公に光を当ててくれた番組でした。
    NHKさん、有難うございました!

  • ERROR

    2016年11月18日 23時01分

    18日放送の回は北海道では別のローカル番組に差し替えられて放映されませんでした。しかも、来襲の再放送は相撲中継で潰れます。いつ見られる事やら、、、
    今年はやたらレギュラー番組が北海道ローカルに差し替えられるので閉口しています。BSデジタル293CHが生きていた頃ならそちらで見れば良かったのですけど、、、

  • 薦田治子

    2016年11月18日 23時16分

    番組中、駒姫が薩摩琵琶を演奏する場面がありましたが、薩摩琵琶の誕生は18世紀、番組で使われたような形になるのは19世紀半ばなので、あきらかな誤りです。戦国時代の姫が何か楽器を演奏するとすれば、雅楽の琵琶か、箏ではないでしょうか。
    15年ほど前まで、薩摩琵琶は戦国武将の創始であるという説が支持されていましたが、この旧説は誤りで。(たとえ、旧説を採るにしても、旧説では薩摩琵琶は武士の教養音楽として創始されたということですから、女性が演奏することはすごく変です)。
    参考文献『日本の伝統芸能講座 音楽』小島美子監修, 国立劇場編

  • 匿名

    2016年11月19日 17時01分

    謀略による暗殺や裏切りは戦国の世では当たり前、寧ろ義光公は確認できる限り謀略による暗殺は一度きりだったはず、寧ろ領民や部下に対して気をつかって、山形を治めていたようです、そのような事も紹介するべきではありませんか?

  • 森のくま

    2016年11月20日 10時51分

     大河ドラマはフィクションだと分かりつつも影響力が大きいため、「伊達政宗」によって義光像がゆがめられてしまったと思っていました。これも大河に係るのですが「直江兼続」と「伊達政宗」は、女・子供皆殺しの「なで斬り」を行ったことで山形では恐れられています。
     ところで、現在地元の山形新聞では高橋義夫しによる「最上義光」が長期連載中で17ヶ月目に入っています。この作家は史実も相当調べられています。NHKさん、参考にしてください。

  • 白鳥っ子

    2016年11月21日 00時26分

    私は山形県人ですが、最上義光は大っ嫌いです。うちの殿様(白鳥十郎)を騙し討ちにされてるから。今回、最上義光を良い人のようなストーリーにしていたのでびっくりしました。悪い奴は悪い奴だったと放送してもいいと思いますよ。でないと、今の時代でも自分のために悪いことをしても「頑張って生きていたんだよね」みたいな美談にしたら、教育的にもおかしくなりますから。

  • じゅんじ

    2016年11月21日 10時02分

    正宗毒殺未遂の件は以前より辻褄が合わないと思ってましたが、大河の原田芳雄さんの演技が印象的な最上氏についてわかりやすい紹介、ありがとうございます。
    ただ、毒殺未遂とされる4年後とはいえ、駒姫が最上へ逃亡したとされてましたが、理由は何で、何から逃亡したとされているのでしょうか?ご教示頂けると嬉しいです。

  • 渡辺長一郎

    2016年11月22日 23時27分

    このNHK番組を見ることが出来ず残念でした。最上義光公は世間で言うような悪者では決してありません。人情味熱く文化人で和歌、連歌等は300首に上ります。政治にも熱心で民を思い、素晴らしい山形を築いた偉人です。悪風評をばらまいた張本人は何も知らない山形人と言われています。旧32連隊の軍歌で「血染めの桜仰ぎ見て・・・・」の歌詞も悪いと思います。白鳥十郎暗殺だけを取り上げ悪人扱いすることは許されません。戦国時代です。三条河原で罪のない女子供30数人を惨殺した豊臣秀吉等は悪人の最たるものでしょう。徳川家康、伊達政宗、その他戦国大名の所業はあくどく、その点最上義光は模範的な大名と言って過言ではありません。NHK大河ドラマの主人公になるよう運動を展開したい思いです。「自称:郷土史研究家」

  • 渡辺長一郎

    2016年11月23日 01時41分

    山形が生んだ稀代の武将「最上義光公」。人情と思いやりの政治で感謝され山形の礎を作った偉人。その偉大なる政治家を悪者に仕立てたのは心ない山形県人と言う。郷土の偉人を敬わずしてなんの人間か情けない話である。

  • 長谷川香織

    2016年11月24日 15時15分

    駒姫様の事とても感動しました。只侍女に形見分けをしたという点に疑問が。
    駒姫は多分処刑される前に豊臣方の侍に渡してそれが侍女に渡されたのではないか?
    恐らく監視は厳しく妻妾達ゆかりの人々は対面を禁止されていたであろうし。
    又秀次公を悪く書きすぎです。

  • 渡辺長一郎

    2016年11月25日 11時18分

    連続の投稿で恐縮です。最上義光公没(1614没)400年記念事業が盛大に行われたのは2014年であった。それを記念して「最上義光公四季の歌」のサブブタイトルで記念歌「残照」が発表された。作詞:新関昭男 作曲:高橋龍童の諸先生で最上義光公の四季の和歌四首が挿入された。和歌の吟譜をなされた山形岳風会会長太田岳暘先生の熱唱により山形市中央公民館で発表された。また同時に「残照」を基に作詞作曲された記念歌「華想い」を葵ひろ子が熱唱された。ご参考まで「残照」の歌詞を紹介したい。「」内は挿入の最上義光公作の和歌。1、霞ケ城の 春の宵 ポツリと咲いた花ひとつ 散らすも惜しい 人の道 桜吹雪も 夢のうち 「花ゆえに 馴れ初めけれるも 縁あれや 変わらじとのみ 契りつる仲」 2、青葉輝く 城の堀 水面に浮かぶ 夫婦鳥 寄せるさざ波 追い風に 抜いた刃が 天を舞い 「夕立の あとにゃ露の 乱るらん 分くれば涼し 山の下道」 2、枯葉わびしい 城ほとり 月夜に仰ぐ 千歳山 誰を待つのか 姫哀れ 御霊が眠る 専称寺 「恋しくば 訪ね来よかし 千歳山 阿古耶の松に 木隠るる月」 4、城下賑わう 初の市 古城床しい 雪化粧 出羽の武将 義光の 面影忍ぶ 霞城の杜 「冬来ぬと 早や山里は 霜寒み 沓に音ある 庭の通い路」 義光の 面影忍ぶ 霞城の杜。 情緒豊かな素晴らしい歌で実際にお聞き願えられないのが残念です。ちなみに山形県芸術祭でこの歌も取り入れた高橋龍童会の「山寺の四季」が最優秀賞を獲得したのでお聞きおよびの方もいると思います。

  • つとめて

    2016年11月26日 13時29分

    最上義光の回で、伊達政宗からの逸話の元、「木村宇右衛門日記」が意外と面白いです。もし良かったら少し読んでみて下さい。筆まめな政宗の顔が姿を見せてくれると思います。また、戦国時代は以外と亡くなる所を取り上げられ無い方も多くいるので(信長等有名所は除きます)亡くなる数ヶ月前位から、政宗がどんな風に過ごしていたのか?の最後の日々などを描いてみて欲しいです。それから有名な武将でも、そのお父さんは以外と知られていない、例えば織田信長のお父さんは、いつも位牌に灰を投げつけられる位にしか描かれていませんが、実の所はどうだったのでしょう?
    所で朝のニュースで紅葉の中継であさひさんが出ていらっしゃいましたよね。永観堂のはきれいでした。早朝からさぞ寒い中での中継だったでしょう。どうか暖かくして下さいね。
    恋しき手冷たき 永観堂の朝

  • 仙ノ倉万太郎

    2016年11月27日 01時49分

    最上家は室町将軍足利家の類縁、斯波氏の一族で、奥羽における清和源氏の代表格であるという説明がなかったので、義光公が教養人であるという説明がわかりにくかったと思います。「ワル」というと弟殺しは織田信長も伊達政宗も徳川家光もやっており、親不孝は武田信玄もやっている。調略や騙し討ちは北条早雲や毛利元就の方がはるかに狡猾です。むしろ、鮭延越前にみるように合戦におよんだのち、厚い主従関係を結んだ例も義光公は少なからずあります。

  • はやかぜ

    2016年11月27日 18時49分

    歴史は歴史、数百年前の真実を追求する番組では無いかと推測致します。一コマの映像がどうの こうの・・・?
    重箱の隅をつつくとは・・・。早風はあさひさん見れれば 余は満足じゃ。

  • 初心者

    2016年11月29日 18時42分

    ヒストリアは歴史が苦手な私に、いつも歴史の楽しさを教えてくれる番組です。
    正直なことを言うと、放送時間や案内役の方が変わってから前ほど心揺さぶられる感覚がなくなっていたのですが、今回の最上兄弟の話は久しぶりにとても楽しく拝見できました。
    駒姫の話では涙なしでは見れなかったし、最後の上杉家との戦いでは「負けちゃうのかな・・・」とハラハラしました。無事に勝てて番組も終わり、とても清々しい気持ちでした。

    ヒストリアは1時間足らずで色んな感情を引き出してくれます。何百年も前の人たちをとても身近に感じさせてくれます。歴史嫌いな私を好きにさせてくれました。

    これからも、ずっと応援しています。
    そして素敵な番組を期待しています。

  • ひよこ

    2016年11月30日 13時25分

    あさひさん、こんにちは。
    山形最上のリポートご苦労様でした。
    最上川の景色素晴らしいですね。行きたくなりました。
    さて、最上兄妹には兄義光の娘駒姫の無念を晴らしたいという思いが強かったのですね。そう感じました。
    次回は忠臣蔵ですね。楽しみにしてます(^_^)

  • 杏那

    2016年12月01日 21時07分

    とても胸熱くなるヒストリアを毎回楽しみにしている視聴者です。歴史は幕末以外は特に疎く今回の主人公最上兄弟の存在も初めて知りました。しかし、とても魅力的で美しい人間像の山形の武士!とても心動かされました。今後、もっと勉強し調べ知っていきたい最上兄弟という偉人との、出会いのきっかけになりました。ありがとうございます!!今後も素敵で密の濃い1放送、1放送たのしみにしています。

  • 匿名

    2016年12月06日 19時54分

    奸悪とはいえ、どのような状況であれ、秀吉や秀次の権力により15歳の娘があのようになるのは、やっぱり悲しいです。
    戦国時代や奸悪など、どのような立場や状況においても
    驕りはよくないと感じました。

  • ヤン

    2017年02月09日 05時19分

    改めて録画していたモノを見ました。
    実際に被害に逢われた片にはもうしわけございませんが、とても感動した回でありました。
    今まで奸雄とのイメージしかありませんでしたが、郷土思い、娘思いの良い兄妹だったのかなとのイメージが湧きました。いずれツーリングで尋ねれる機会があればと思います。
    スレ違いは承知しておりますが、駒姫形見分けの際使用さえた
    曲の詳細わかる方教えてください

  • ぽいら

    2017年08月04日 02時59分

    山形県民は受け入れ難い表現何だろうけど、まま流れはあってますね
    改易されるには訳が有る
    幾ら史実に良い事があっても、やらかした事実までは変えられません
    もっと良いこと書け、聞いたのと違うぞは多々有るんでしょうが

    細かい考証までケチ付けたらきりがない

    きちんと、中立的になってました
    片側を立てても、意見は偏る
    善か悪かと言えば普通でしょ

    人間臭い良いストーリーでした