歴史秘話ヒストリア

2016年04月19日 (火)

新ヒストリア記念特集②梶浦由記×Kalafina「新エンディングテーマ」の魅力

昨日に続き、新ヒストリア記念特集。第二回は「音楽」。22日の放送で初めて流れる「新エンディングテーマ」は、もちろん梶浦由記さんとKalafinaです。その魅力を、梶浦さんと番組プロデューサーが語ります。

 

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Q:4月の放送からKalafinaが歌うエンディングテーマも変わりますが、エンディングは今回で4曲目になります。

 

梶浦:それもホントにありがたいことですね。しかも毎回、一番いいシーンで流してくださるので、自分でもすごくいい曲に聞こえるんです(笑)。

 

木道プロデューサー:いやいや、もともといい曲ですから。Kalafinaのエンディングはいつもスケール感があって、野暮な言い方をすると“明日への活力”というか、見終わったあとに「明日も頑張っていこう」と思わせてくれる。悲しい話のときでもそう思えるので、やっぱり音楽の力というのはすごいなと思いますね。

 

梶浦:きっと私もそういう気持ちになりたいんだと思います。「全部がうまくいくわけではないけれど、やっぱり明日も頑張ろう」って、「ヒストリア」を見るといつも思える。きっとみんなそういう気持ちになりたいと思うし、私もそういう曲を書きたいんですよね。「ヒストリア」では根本のところで“こうありたい”という曲を書かせていただけるので、書けることがすごく嬉しくもあります。

 

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Q:今回のエンディングはどんな曲なんでしょうか?

 

梶浦:タイトルが「into the world」というんですが、これまでとちょっと変えたところがあるんです。今までの3曲は、全部“外へ外へ”というイメージで書いていたんですね。“この果てしなく広い世界にどんどん向かっていこう”という曲だったんですけれど、自分でも生きてきて思うんですが、自分の世界が広がれば広がるほど外だけじゃなく、自分の内面にも下りていかなければいけないことが出てくるじゃないですか? それって、どちらもあまり違わないことだと思うんです。どちらも同時に存在するものだと思うんですけれど、“それと同時に自分の中へ……”みたいなことまで書いてしまうと爽快感が少し薄れてしまうような気がしていて。だけど、今回は少しだけ自分の中へ向かうような要素も、主に放送ではあまり流れないかもしれない2番に入れています(笑)。だから、「over the world」ではなく「into the world」。

 

「ヒストリア」を見れば見るほど、そういうふうに思えるんですよね。番組に出てくる人物たちはみんな外と勝負しているんだけれど、同時に自分と勝負してる人たちでもあるなと。やっぱり、新しい世界に立ち向かっていけばいくほど孤独になるわけじゃないですか。それを乗り越えて戦い抜ける人じゃないと、初めての世界に足を踏み入れることはできないということを、『ヒストリア』を見るたびに感じていて。今回はそういったことも歌詞に織り込めたらなと思って書いてみました。

 

木道:僕は送っていただいた歌詞を見たときに、「これは梶浦さんから番組へのエールだな」というふうにすごく感じたんです。我々も金曜8時という未知のフロンティアに出ていくわけですけれど、「やった、ゴールデンタイムだ! やるぞ!」ということではなく、これまで築いてきた自分たちの足元に目を向けて、今まで大切にしてきたことを見直さなければいけない。そして、よく見ればきっと、これから伸びていく新しい種がどこかに埋まっているはずだと。それを花の咲く木にしっかり育てていこうというエールが、まさに今回の曲の中にあるんじゃないかと勝手に思っていたんです。

 

梶浦:初めてエンディング曲を書かせていただいたときはただワクワクしながら書いたんですけど、ずっと番組を拝見しているので、2作目以降はどこかしら番組の感想文というか、どんどん「私は『ヒストリア』を見てこういう気持ちになっています」というような歌になってきているんですよね。逆に番組から受ける影響がエンディング曲に入ってきているなとういうのはすごく感じます。

 

Q:オープニング曲は引き続きKalafinaの「storia」です。

 

木道:そうですね。「storia」は看板ですから、もう外せません。

 

梶浦:ありがとうございます。Kalafinaはそこまでお茶の間に知られているというわけではありませんが、どこに行っても「『歴史秘話ヒストリア』のオープニングを歌っています。」と言うと、「ああ、あの曲好きなんです」と言っていただける。ある意味、曲のほうから有名にしていただいて、それもホントにありがたいなと思います。

 

木道:4月から変わる部分もいくつかありますが、基本となるものは変えずに、今まで通りたくさんの方に愛される番組を作っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします!

 

※次にKalafinaのコメントです。

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Hikaru
今回は「into the world」という新エンディングを歌わせていただくことになりました。この曲をレコーディングした時に、きっとこの曲がエンディングで流れた時に皆さんが、番組を最後まで見て、その思いをのせるための曲なんだろうなって思うと、すごく自分の中でも歴史や、これまで自分の生きてきた思いをしっかり込めて歌おうという気持ちで歌わせていただきました。 

Keiko
今回の「into the world」という曲はですね、歌いだしのメッセージが「地図のある旅はもう終わり」というワードが出てくるんですけれども、ここから先はみずからで道を切り開いていくとゆった自分自身をすごく後押ししてくれる、そういった力のある1曲になりました。ぜひたくさんの方にいろんな気持ちでそれぞれの角度から楽しんでいただければなと思っております。レコーディングしたあともすごくすがすがしい気持ちになって心が自然と温まっていくようないい曲になっているので、ゆったりと番組と共に皆さんに聞いていただければと思っております。

Wakana
歌詞の中に「諦めたくて泣いてる時も誰もそばには立てないね」という歌詞が出てくるんですけど、私もそうやって自分を奮い立たせたい時に自分1人でしかないと思うんですが、それでも前に進まなければいけない時に、この曲を聴いてすごく、ぐっと来ました。梶浦さんが作られたこの歌詞に自分自身もすごく力をもらったので、ぜひたくさんの方に聴いていただいて、新しい場所へいく、そんな気持ちを奮い立たせていただきたいなと思いました。

 

 

歴史秘話ヒストリア いよいよ22日(金)よる8時~ リニューアル初回は、信長と息子の秘話です。http://www4.nhk.or.jp/historia/

 

ブログ特集、あすは新宿と大阪で公開が始まったリニューアル記念「デジタルサイネージ」です。井上あさひアナが大変身☆彡

よる8時を、お楽しみに!!

 

 

■ コメント(5)
  • Lucia

    2016年04月22日 10時28分

    こんにちは, わたしの なまえはルシア。 私はアルゼンチンです。Ante todo, excelente articulo. Amo la música de Kalafina,por ello espero algún día tener la misma oportunidad de compartir un show y dialogo con ellas.
    ありがとうございます。

  • さつきの風

    2016年04月22日 11時59分

    エンディング曲を聞きました。今までの曲も放送の終わりに涙が溢れることがありました。新しいく書かれた曲も素晴らしいですね。

  • 山岸郁雄

    2016年05月06日 21時17分

    私は、
    いつも梶浦さんとkalafina さんの新曲を楽しみにしている一人です今回も素敵な楽曲でとても心が安らぐ一曲だと思います

    これからもずっとストーリアが続く様に願っていますそして音楽は梶浦さんとkalafina の3人が担当することを願っています

  • 歴史好きの人

    2016年05月08日 21時33分

    新エンディング曲のinto the worldと後半で語れる登場人物の最期が組み合わさり、とても素晴らしい番組内容でした、感動しました。

  • 福田俊彦

    2016年07月26日 00時57分

    今晩は~、というかもう既に日付変更線越えちゃってますんで、お早うございますの方がしっくり来るのかなぁ?いずれにしても、二度目の投稿になります。実は、「歴史秘話ヒストリア」の新しいED曲「into the world」を1日も早く覚えて歌いたいのですが、肝心の曲自体未配信、当然ながらCDすらも存在せずという有様で、どうしたもんじゃろの~?と頭抱えとるだに~(笑)。ところで、この曲の歌詞をご存じの方がもしいらっしゃるのであれば、是非ともご教授下さいます様宜しくお願い申し上げます!長文御免下さい。