えりの気象日記

2021年03月12日 (金)

桜に「600度の法則」13日未明は激しい雨のおそれ

きのう11日の広島に続き、きょう12日は福岡で桜の開花の発表がありました。桜の開花と気温の関係について、「600度の法則」というものがあります。2月1日以降の最高気温の積算が、600度を超えると、開花するというものです。

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実際はどうなのか。大阪の過去10年分を計算してみました。それぞれの年について、2月1日から開花日までの日ごとの最高気温を足しました。それらを平均すると、663.6度でした。積算が600度を超えてから、3日から4日後に開花していることなります。

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ことしの2月1日以降、きょうまでの最高気温の積算は、556.7度です。この先の予想最高気温から計算すると、600度を超えるのは来週15日月曜日になります。その3日から4日後というと、来週18日木曜日から19日金曜日あたりに開花するということになります。果たして結果は!?

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今後の天気ですが、日本の南の海上、近畿地方に近いところを低気圧が進む見込みです。この低気圧の影響を受けて、今夜以降、雨が強まる見込みです。

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日付が変わったあと、あす13日未明には、発達した雨雲がかかり、激しい雨の降るおそれがあります。雨の強まりにご注意ください。

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※予報は12日午後7時現在のものです

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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