2021年01月27日 (水)
近畿北部 ２８日夜から雨や雪
あす２８日には朝鮮半島に低気圧が進んできます。あすの午前９時の段階での中心気圧は、１００６ｈＰａの予想です。
低気圧はあさって２９日にかけて急速に発達して、日本海に進みます。あさってには中心気圧が９８６ｈＰａまで下がる見込みです。２４時間で２０ｈＰａも下がることになり、いわゆる「爆弾低気圧」となりそうです。
低気圧の発達とともにあすは次第に風が強まります。あすの夜以降は、近畿北部では非常に強い風が吹くおそれがあります。風の強まりとともに、海上では波が高くなるため、高波に警戒が必要です。
あすからあさってにかけて上空の寒気が南下し、近畿地方に流れ込んできます。青いところは上空１５００メートルでマイナス９度という強い寒気で、あさってには近畿地方がすっぽりと覆われます。
寒気によって、あさってから３０日土曜日にかけて近畿北部では雪となり、降り方が強まるため、大雪のおそれがあります。また、寒気が強いため、あさっては近畿中部や南部で雪の可能性があります。
※予報は２７日午後７時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理（さかした えり）