えりの気象日記

2020年12月16日 (水)

近畿北部 17日の午前中にかけて大雪ピーク

きょう16日も日本海から次々と雪雲が流れ込み、北部を中心に雪の降る量が多くなりました。午後7時の積雪です。兵庫県香美町兎和野高原で87センチと、きのう15日の同じ時間に比べて34センチ増えました。また、滋賀県長浜市余呉で60センチ、豊岡市で22センチの積雪を観測しています。

eri2020121601.jpg

あす17日の午前中にかけてが今回の大雪のピークになりそうです。近畿北部では広く雪が降り、強まることもありそうです。また、京都や大津など近畿中部や南部でも雪が降り、積もるおそれがあります。

eri2020121602.jpg

午後も近畿北部で雪が降りますが、降り方は次第に弱まりそうです。

eri2020121603.jpg

上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んだため、近畿北部を中心に大雪となっています。その寒気の強さは筋状の雲にも表れています。左は今月3日、右はきょうの雲の様子です。日本海北部で比較すると、今月3日よりきょうのほうが大陸から筋状の雲の始まりまでの距離が短いのが分かりますよね。大陸から吹きだす寒気が強いほど、短くなるんです。

eri2020121604.jpg

※予報は16日午後7時現在のものです


parts21004.jpg

気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


ニュースほっと関西 ホームページ

関西 NEWS WEB

 

 

えりの気象日記

もっと見る

ほっと関西ブログ

もっと見る

ニュースほっと関西 特集・リポート

もっと見る

関西 NEWS WEB

もっと見る