2020年08月18日 (火)
１９日 体温以上の暑さ
きょう１８日も大阪や京都、神戸をはじめ、近畿中部や南部の多くのところで３５度以上の猛暑日となりました。一方、日本海側ではきょうは最高気温が３０度を超えないところもありました。
ところが、あす１９日はきょうのようにはいきません。日本海側の地域も含めて、各地３５度以上の予想で、猛烈な暑さとなりそうです。連日お伝えしていますが、熱中症には厳重な警戒をお願いします。
きょうは南シナ海で、新たな台風が発生しました。台風７号です。この台風はこのあと大陸へと進むため、日本への影響はない見込みです。
先月は統計開始以来初めて、７月に台風が１つも発生しませんでした。一転、今月に入ってから、５つの台風が発生しています。一年でも台風の発生数が最も多いのが８月で、平年では５.９です。今月はすでに５つなので、平年以上のハイペースで発生しています。
台風の発生の鍵を握るのは、海面水温です。台風は海面水温が２６.５度以上の海域で発生すると言われています。ところが、日本近海まで広がる赤いところは、海面水温が３０度以上の範囲です。どこで台風が発生してもおかしくないくらいの高さです。今後も日本の南の海上は目が離せない状況が続きそうです。
※予報は１８日午後７時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理（さかした えり）