えりの気象日記

2020年06月19日 (金)

土日は晴れて部分日食は見られそう!

あす20日、土曜日の天気の移り変わりです。あすは天気が回復する見込みです。多少雲はあるものの、晴れる時間が長いでしょう。

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梅雨前線は南下し、近畿地方から離れる見込みです。この状態があさって21日の日曜日まで続くため、この土日は青空が期待できそうです。

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あさっては部分日食が見られそうです。日食とは、太陽と地球の間に月が入って、月によって太陽の一部が隠され、欠けたように見える現象です。大阪では食の始め、欠け始めるのが、あさっての午後4時6分ごろになりそうです。食の最大、最も欠けるのが午後5時10ごろで、月によって、太陽の4割くらいが隠されることになります。その後、徐々に戻り、食の終わり、元の状態に戻るのが、午後6時7分ごろです。観察するうえでの注意点ですが、太陽を直接見ることはしないでください。また、双眼鏡や望遠鏡を使って見るのも危険です。

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おすすめの観察方法はピンホールです。厚紙にコンパスや画びょうなどで、1~3ミリ程度の穴をあけるだけです。私が手に持っているのは私が作ったもので、穴を開けた部分が「ほっと」という文字になっているのが分かりますか?準備はこれだけです。

eri2020061904.jpgこの厚紙に光をあてると、厚紙の穴を通って壁にあたる光は一つ一つが丸い形です。

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これが日食中だと、穴を通って壁にあたる光が、丸ではなく欠けた状態になるんです。めったにないチャンスなので、やってみてくださいね。

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※予報は19日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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