えりの気象日記

2020年06月15日 (月)

16日も梅雨の中休み 晴れ間広がりそう

日本の南の海上に伸びる前線は、あす16日にはさらに南に下がる見込みです。近畿地方から前線が離れることで、天気への影響は受けにくくなります。

eri2020061501.jpg

あすは朝から晴れて青空が広がるでしょう。日中は強い日ざしが照りつけそうです。夜にかけて晴れるところが多いでしょう。

eri2020061502.jpg

図の左側はきょう15日の最高気温、右側はあすの予想最高気温です。きょうも多くのところで、30度を超えました。神戸、和歌山はことしいちばんの高い気温となりました。あすもきょうと同じくらいまで上がり、真夏日となるところが多いでしょう。

eri2020061503.jpg

こちらの図で示したのは、各地の暑さ指数です。左はきょう正午の暑さ指数、右はあす正午の予想です。きょうは「厳重警戒レベル」(オレンジ色)のところが多くなり、和歌山県には「危険レベル」(赤色)の場所もありました。あすの予想では、「危険レベル」の地点は見られず、「厳重警戒レベル」のところもきょうよりは少なくなっています。油断はできませんが、あすは、きょうに比べると暑さの不快感は小さくなりそうです。

eri2020061504.jpg

暑さ指数は「気温」、「湿度」、「ふく射熱(地面や建物から出る熱)」から算出されています。これらの要素のうち、最も大きな比率で暑さ指数に影響を与えるのが「湿度」です。それは、湿度が高いほど人は暑さの不快感を感じ、熱中症になりやすいからです。あす予想される暑さ指数がきょうほどではないのは、あすのほうが湿度が下がるからです。蒸し暑さは多少楽になりそうです。

eri2020061505.jpg

※予報は15日午後7時現在のものです

parts21004.jpg

気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


ニュースほっと関西 ホームページ

関西 NEWS WEB

 

 

えりの気象日記

もっと見る

ほっと関西ブログ

もっと見る

ニュースほっと関西 特集・リポート

もっと見る

関西 NEWS WEB

もっと見る