えりの気象日記

2020年05月18日 (月)

19日明け方にかけて雨 南部では非常に激しい雨のおそれ

近畿地方は18日夜からあす19日の明け方にかけて、本降りの雨となる見込みです。特に近畿南部には発達した雨雲がかかるため、非常に激しい雨が降るおそれがあります。その後、雨雲は近畿地方から抜けていき、朝には雨はやみそうです。

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ただ、近畿北部では山沿いを中心に、午後、再び雨が降りそうです。晴れ間が見られても、天気が急変する可能性があります。

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こちらはきょう18日正午の天気図です。沖縄の南の海上には熱帯低気圧があります。これは台風1号の勢力が落ちて、熱帯低気圧に変わったものです。

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あすの予想天気図です。こちらの天気図には熱帯低気圧の姿はありません。あすにかけて日本の南に伸びていた前線と一体となり、温帯低気圧に変わる見込みです。この温帯低気圧によって、あすの明け方にかけて雨が降る見込みです。この低気圧、もともと台風だったため雨雲のもととなる暖かく湿った空気を大量に持っています。このため、低気圧から近い近畿南部に活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降るおそれがあります。

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また、日本海には別の低気圧があります。この低気圧は上空に寒気を伴っています。

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あすの午後は近畿北部を中心に寒気が流れ込んでくるため、大気の状態が不安定になりそうです。急な雨や雷雨にご注意ください。

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※予報は18日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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