えりの気象日記

2020年03月17日 (火)

明け方まで北部は大気不安定 18日から春の暖かさ

きょう17日は日中、気温が上がりました。ただ、気温上昇に加え、上空5500メートル付近には寒気が残っているため、地上と上空の温度の差が大きくなり、大気の状態が不安定になっています。

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あす18日午前0時の発雷確率です。近畿北部では確率が高く、所によっては雷が鳴りそうです。雷雲が発生するようなところでは、急な雨や、竜巻などの突風が吹くおそれがあります。あすの明け方にかけて注意が必要です。

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あすの日中には大気の不安定な状態は解消しそうです。このため、各地、安定して晴れるでしょう。晴れは夜にかけて続く見込みです。

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あすからは、気温が平年のこの時期を上回る、春本番の暖かさが続きそうです。

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大阪ではきょうはこの時期らしい気温で、最高気温は13.8度でした。あすから今週末の3連休にかけては、4月並みの気温が続きそうです。あさって19日は20度まで上がる予想です。天気が崩れそうですが、雨が降っても暖かく感じられるでしょう。

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こちらはきょう、大阪市内の大川沿いをランニングしたときに撮ったものです。つぼみの先のほうがピンク色になっていました。ただ、周辺の桜の木を見ると、まだつぼみが茶色というものも多く、日当たりの違いからなのか、開花の進み具合は木々の間で大きな差があるように見えました。いずれにしても、この先の暖かさで、つぼみは膨らみそうです。

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※予報は17日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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