2020年02月04日 (火)
今シーズンいちばんの寒波到来！
暖冬傾向が続いてきましたが、ついに寒波の到来です。今シーズンいちばんの強さの寒気があす５日次第に南下し、あさって６日にかけて近畿地方に流れ込んできます。
各地の時間ごとの天気、あすの予想です。豊岡や舞鶴など近畿北部では、降り始めは雨でも、夜にかけて次第に雪に変わりそうです。そのほか各地で、午後は雲が広がります。雪がちらつくこともありそうです。神戸、奈良、和歌山はまだ初雪が観測されていませんが、あすかあさってには、あるかもしれません。
あす午後７時の雨や雪の予想です。日本海から帯状に伸びる雪雲が、近畿地方に向かっています。あすの夕方から夜にかけて近畿北部には、次々と発達した雪雲が流れ込んで、急に雪が強まることがありそうです。
なぜ帯状に伸びる雪雲ができるのかというと、朝鮮半島の北部の一帯に広がる山脈が関係しています。標高２０００ｍを超える山が連なっていて、そこに北寄りの風がぶつかると、山を避けるようにして、風は２方向に分かれます。それらが再び合流するのが日本海です。風が合流し、ぶつかることで、雪雲が発達し、帯状に伸びていきます。この帯状の雪雲の影響を受けやすい地域は、北陸から中国地方にかけてで、近畿も含まれます。近畿地方はまさに、あす、影響を受けることになります。
また、あすは午後、気温が急降下しそうです。日中は１０度くらいまで上がりますが、夜９時には５度前後にまで下がりそうです。あすお帰りが遅くなる方は、マフラーや手袋をもって出かけたほうがよさそうです。あさって木曜の朝は０度くらいにまで下がるところがあるでしょう。
※予報は４日午後７時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理（さかした えり）