えりの気象日記

2020年01月28日 (火)

記録的な暖かさ 大阪で1月の最高気温更新

大阪で、なんと104年ぶりの記録を更新です。これまで1月として最も高い気温は、大正5年1月22日に観測された19度ちょうどでした。大正、昭和、平成、令和、と時は移り、令和2年のきょう1月28日は19.1度まで上がり、1月の大阪の観測史上最も高い気温になりました。

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低気圧が近づくとともに、暖かい空気が流れ込みました。さらに、大阪ではきょうの日中、晴れ間が見られました。日ざしの後押しもあって、気温がぐんと上がったんです。

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この暖かさもあって、きょう、大阪管区気象台からはタンポポの開花の発表がありました。1月28日の発表は過去最も早い記録で、平年に比べて52日も早く咲きだしました。

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この記録的な暖かさ、長続きはしない見込みです。来週にかけては、この時期らしい寒さに戻ります。寒くなるタイミングは2回です。1回目が今週31日金曜日から2月1日の土曜日にかけてです。近畿北部で雪も予想されています。2回目は来週2月4日火曜日以降です。

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来週2月4日火曜日は立春。春が始まるかと思ったら、逆に「立春寒波」がやってきそうです。北極でたまっていた寒気が吹きだし、日本付近に流れ出してくる予想です。暦の上では春になっても、また冬の寒さに逆戻りしそうです。

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※予報は28日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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