えりの気象日記

2020年01月21日 (火)

22日の晴れ有効に活用を!その後は雨続く

あす22日は午前中を中心に晴れる見込みです。洗濯をするなど、晴れを有効にお使いください。あさって23日以降は、しばらく雨が続きそうです。早ければあすの夜遅くには、雨の降りだすところがあるでしょう。あすもお帰りが夜遅くになる方は、折りたたみ傘があったほうがよさそうです。

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きょう21日夜は冷え込みが強まります。あす朝は寒い朝となりそうです。最低気温は豊岡や舞鶴、大津、奈良で0度の予想です。布団から出るのが、つらく感じそうです。霜が降りるところ、氷が張るところもありそうです。

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体にこたえるような寒さは、あすだけです。あさって以降、冷え込みが緩みます。最低気温が10度を下回らない日もありそうです。あすは1月中旬並みの気温ですが、24日金曜日は4月中旬並みで、この時期としてはかなり暖かい朝となりそうです。

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霜は「降りる」といいますが、霜柱は「立つ」ですよね。どちらも寒い日にみられるということは同じですが、全く違った現象です。霜は降りる、または降る(ふる)とも言います。地面よりも高い、空気中にある水蒸気が、0度以下に冷えた、葉などによって、昇華し、氷の粒となって、葉などにくっついたものが霜です。霜は裏面にはできず、表面だけにできます。この様子が、上から降ってきたように見えることから、霜が降りるのようです。一方、霜柱は、地中の水分が凍って、柱状に上に上に伸びていく現象です。この伸びていく様子から霜柱は立つになったようです。

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週末、北海道・札幌に行ってきました。「さっぽろ雪まつり」の会場の、大通公園では準備が進んでいました。ことしは雪不足で近隣から、例年よりも多くの雪を運ぶなどしたようです。ようやく、きのうからきょうにかけてまとまった雪が降り、札幌で40センチ近い積雪となりました。近畿地方の北部の雪はしばらくなさそうです。

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※予報は21日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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