えりの気象日記

2020年01月07日 (火)

午前中は荒れた天気に 気温も乱高下

あす8日にかけて低気圧が急速に発達する見込みです。左はきょう7日午前9時の天気図、右はあすの午前9時の予想です。この24時間で、低気圧の中心気圧は28ヘクトパスカルも下がります。この低気圧が日本海に進むため、そこから伸びる寒冷前線があす午前中、近畿地方を通過する見込みです。

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特に朝の時間、近畿各地で雨が強まります。局地的には激しく降るでしょう。さらに低気圧が発達することにより、各地で風が強まります。瞬間的には30メートルから35メートルの突風が吹くおそれがあります。暴風警報が発表される可能性もありますので、出かける前に最新の情報を確認するようにしてください。また、長靴やレインコートなどで、雨や風の対策をしたほうがよさそうです。

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きょうは日中の気温が上がらず、10度に届きませんでした。真冬並みの寒さとなったところが多くなりました。ところがあすの朝にかけては、気温が下がるどころか、上がっていきます。低気圧の南側の暖かい空気が近畿地方に入ってくるためです。あす朝の最低気温は、きょうの最高気温を大きく上回る予想で、神戸では予想最低気温が15度です。空気がなま暖かく感じられるでしょう。

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ただ、油断はしないでください。こちらは神戸の気温変化の予想です。あすの気温は朝がピークで、その後は、昼、そして夜にかけて気温が下がっていきます。前線の通過に伴い、暖かい空気が次第に抜けて、北から寒気が流れ込んでくるためです。朝出かけるときに暖かくても、夜には防寒対策が必要です。風もあるため、実際の気温以上に寒く感じそうです。

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※予報は7日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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