えりの気象日記

2020年01月06日 (月)

天気下り坂 7日は傘の出番

きょう6日は、仕事始めという方も多かったと思います。高気圧に覆われたため晴れ間が広がりました。ただ、あす7日にかけて高気圧が日本列島から離れ、代わって西から前線を伴った低気圧が近づいてきます。このため天気は下り坂へと向かいます。

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あすの天気の移り変わりです。朝の通勤や通学の際は、天気がもちそうですが、昼前には雨というところが多いでしょう。日中は雨が降ったりやんだりとなりそうです。

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1月5日に大阪で初雪が観測されました。これまでに初雪が観測されたのは、彦根だけで、各地で平年よりもかなり遅れています。それも暖冬が関係しています。

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西に高気圧、東に低気圧の西高東低となるのが、冬型の気圧配置です。この気圧配置になると上空の寒気が南下しやすくなります。さらに冬型の気圧配置が続くことによって、寒気が居座りますが、ことしは冬型の気圧配置になっても、続かないんです。

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天気の傾向からも分かります。大阪は冬型の気圧配置になると晴れることが多いのですが、先月後半から周期的に天気が崩れています。これは低気圧が日本付近にやってきているからです。この傾向はまだ続き、あすからあさって8日にかけてと、12日の日曜日ごろも雨が降りそうです。

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年末年始はどうでしたか?私は北野天満宮に初詣に行き、恒例の書き初め「天満書」をしてきました。ことし書いたのは、「雨過天晴」です。何事も好転するようにという気持ちを込めてしたためました。ことしもどうぞよろしくお願いいたします。

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※予報は6日午後7時現在のものです

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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