えりの気象日記

2019年12月19日 (木)

冬型の気圧配置続く 週末は緩みそう

あす20日、近畿北部はぐずついた天気となり、雨の降るところがあるでしょう。一方、京阪神など近畿中部や南部では晴れ間が見られそうです。

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あすにかけて日本付近は等圧線が縦じま模様の、冬型の気圧配置となる見込みです。等圧線の本数が多いほど、冬型の気圧配置が強まることを表しますが、あすは等圧線の本数が少なく、弱い冬型です。この冬型の気圧配置は長くは続かず、あさって21日には緩む見込みです。

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ただ、22日の日曜日には前線を伴った低気圧が、日本の南の海上を進む見込みです。近畿地方も影響を受けそうです。

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あさって土曜日は各地で雲が広がりやすいでしょう。日曜日は近畿中部や南部で雨が降りそうです。

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和歌山県串本町では、特産のポンカンの収穫作業が始まったそうです。そこで4択クイズです。そのポンカンの「ポン」の由来はなんだか分かりますか?

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正解は「3」でした。ポンカンの原産地はインドで、ポンは、インド西部の都市「プーナ」(今はプネーとも)からきているんだそうです。ちなみに、鍋物などに使うポン酢のポンも、ポンカンのポンからきたのかと思いきや…ダイダイなどのかんきつ類をしぼった汁をオランダ語でポンスといい、そのポンスが音がなまって変化し、ポンズになり、酢という字をあてて、ポン酢になった、ということです。ポンカンもポン酢も、冬になじみ深い味覚ですが、調べてみると語源には違いがあるんですね。

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※予報は19日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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