えりの気象日記

2019年12月10日 (火)

日中にかけて晴れ 日ざし暖か

きょう10日夜から、あす11日の日中にかけて晴れが続く見込みです。晴れた夜は冷え込みが強まります。大阪はあす朝にかけて6度くらいまで下がりそうです。布団から出るのがつらく感じそうです。日中は日ざしによって気温が上がります。15度を超えて暖かくなりそうです。

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あさって12日木曜日は上空の寒気が南下する見込みです。ただこの寒気、近畿地方にかかる範囲は、北部あたりまでとなりそうです。寒気は、13日金曜日にいったん北上して14日土曜日に再び南下する見通しですが、このときも、近畿にかかる範囲は北部くらいまでになりそうです。

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12月も中旬に入りますが、この先来週にかけて、平年を上回る気温が続きそうです。最高気温が15度以上の日が多いでしょう。

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平年ですと、そろそろ初雪が降るころです。ただ、この先も気温が高いことを考えると、初雪はまだ先になりそうです。

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ところで、次の4つのうち、季語が「冬」ではないものはどれでしょう。

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正解は、ひょうでした。ひょうだけ夏、ほかは冬なんです。ただ、ひょうとあられは、ともに空から降る氷の粒で、大きさによって区別されます。5ミリ以上がひょうで、5ミリ未満があられです。氷の粒は大気の状態が不安定になり、積乱雲が発達すると降ってくることがあります。積乱雲が発達しやすい時期は夏です。だとすると、あられの季語はなぜ冬なのか。実は、あられの中には、雪といっしょに降る「雪あられ」と呼ばれるものがあり、このことから、あられの季語が冬になったのではないかと推測されるそうです。

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※予報は10日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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