えりの気象日記

2019年11月26日 (火)

深まる秋 折りたたみの出番も

紅葉狩りの季節、各地を訪れていますが、24日の日曜日には、嵐山の宝厳院の夜間の特別拝観にいってきました。光に照らされた赤や黄色、まだ緑の残るモミジ。それはもう、美しかったです。夜の幻想的な雰囲気も格別でした。紅葉の時期に何度か訪れたことがありますが、その中でもタイミングがよかったからか、今回以上に見事と感じたことはありませんでした。宝厳院の夜間の特別拝観は、来月1日、今度の日曜日までということです。

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あす27日は念のため折りたたみ傘があったほうが安心です。奈良、和歌山、潮岬には傘マークがついている時間がありますが、マークのない京阪神も含めて、午後は雨が降る可能性があります。

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あすの予想天気図です。日本の東の海上に高気圧の中心が移動します。高気圧が離れていくにつれて、近畿地方には湿った空気が流れ込みやすくなります。

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一方、あさって28日の予想天気図は、あすとは様相が異なります。日本付近の等圧線が縦じま模様になります。冬型の気圧配置です。

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この冬型の気圧配置に伴って、上空の寒気が南下し、近畿地方にもあさってには流れ込んできます。これは、高い山で雪の降る目安となる寒気です。近畿でも、山では雪が降るかもしれません。一方、近畿北部の平地では雨が降るでしょう。

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この先、日に日に冷え込みが強まります。あすは最低気温が10度を下回らないところもありますが、30日の土曜日は奈良や大津は3度の予想です。最低気温が4度以下になると、霜がおりる可能性があります。近畿地方の気象台からは、まだ初霜の発表はありません。今週29日金曜日か、30日土曜日に初霜の便りが届くかもしれません。

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※予報は26日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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