えりの気象日記

2019年10月24日 (木)

お出かけの早い方は 雨対策をしっかりと

きょう24日は、二十四節気の「霜降」です。霜がおりるころとされています。ただ、霜がおりる目安の気温は5度未満です。それぐらい冷え込むようになるのはもう少し先。平年の霜の初日は、奈良では11月12日で近畿地方では最も早く、大阪は12月5日です。暦のうえでの「霜降」のきょうは、「雨降」りの一日となりました。

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雲の様子に天気図を重ねた画像を示しました。九州付近に低気圧があり、低気圧の中心よりも北から東にかけて雲域が広がっています。これは小笠原諸島付近に進んだ台風21号からの湿った空気が流れこんでいるからです。あす25日にかけて低気圧は近畿地方にさらに近づいてきます。

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発達した雨雲が今夜からあす朝にかけて近畿地方にかかりそうです。局地的には激しい雨の降るおそれがあります。あすは、朝お出かけが早い方は、長靴やレインコートといった雨対策をしたほうがよさそうです。風も強まる見込みです。

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近畿北部ではあすの午後も雨が降りやすいものの、そのほかはやんで、夜にかけて晴れ間の戻るところもあるでしょう。

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※予報は24日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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